交換留学先のラテンアメリカで孤独な冬を過ごす主人公が、ノートでの筆談をきっかけに心を開いていく4037文字の短編です。宗教行事も料理も言葉も、最初は遠い異文化でしかなかったものが、少しずつ「帰る場所」の温もりへと変わっていく過程が丁寧で、押しつけがましくない。ラストの贈り物の場面で、静かに胸が震えます。読み終わった後、無性に大切な人に連絡を取りたくなるそんな一作です。
交換留学先のラテンアメリカで、異国の文化や言葉の壁に戸惑う主人公。孤独だった冬が、小さな「ノートでの会話」をきっかけに、温かな記憶へと変わっていく物語です。宗教行事や見たこともない料理に、最初は拒絶反応を示していた主人公が、少しずつ心を開いていく過程がとても丁寧で、読んでいて胸が熱くなりました。言葉が通じなくても「相手を思う気持ち」は伝わるのだと、ラストの贈り物に心が震えます。読み終わったあと、無性に家族や大切な人に連絡を取りたくなるような、優しくてあたたかい傑作です。素敵な物語をありがとうございました。
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