概要
その卵、聖王竜か。魔王竜か。
とある王国にて。
人間にとっての神、聖王竜。
魔族にとっての神、魔王竜。
二体の竜が、相打ちとなり消えた跡地から、一つの卵が発見された。
この卵は、聖か。それとも魔か。
果たしてどちらが生まれるのか――孵ってみるまで、誰にもわからない。
人間にとっての神、聖王竜。
魔族にとっての神、魔王竜。
二体の竜が、相打ちとなり消えた跡地から、一つの卵が発見された。
この卵は、聖か。それとも魔か。
果たしてどちらが生まれるのか――孵ってみるまで、誰にもわからない。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!可能性は背中合わせ。観測されて見える事実? 孵化させて紡ぐ現実?
シュレディンガーの猫。
いわゆる漁師学上の思考実験。箱の中に猫と、量子状態で作動する仕掛けを入れると、観測するまでは「生きている状態」と「死んでいる状態」が重ね合わさって同時に存在するとされます。観測した瞬間にどちらか一方へ決まる、という量子の特徴を極端な例で示したもの――。
よく分からんとなるのですが。
今回の「シュレディンガーの卵」を読むと、なんというか腑に落ちてきます。
つまり、どっちがどっちか分からない状態の隣り合わせ。
本作では、人間にとっての神、聖王竜。魔族にとっての神、魔王竜。そのどちらかと思われる卵が発端となって、大混乱に陥るという。ファンタジースキーをくすぐる展開となっ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!孵るまで、希望と絶望は同居する🐉🥚――王子と卵のシュレディンガー物語
『シュレディンガーの卵』は、「聖王竜」か「魔王竜」か――まだ中身の決まっていない巨大な卵を前にして、国の大人たちと一人の王子が右往左往する、“不確定な運命”の物語です🐉🥚
人間にとっては信仰の対象である聖王竜、魔族にとっては神である魔王竜😇👿
その両者が相打ちになった跡地から見つかった卵は、「救い」かもしれないし「破滅」かもしれない🤔⚖️
軍議に集められた王や重臣たちが、「割るべきか」「守るべきか」「どう扱うべきか」で頭を抱える光景が、シリアスであると同時にどこか人間くさくて、設定の大きさと会話の軽妙さのギャップがとても楽しいです👑💭
短編でありながら、竜という存在の神話性、国の政治…続きを読む