概要
それは、彼女に対して厚意を向ける者には福音が訪れ、悪意を向ける者には災禍が訪れるというもの。
「伯爵令嬢グレイス・アシュルムとの婚約を破棄する」
そうやってグレイスに婚約破棄を突きつけてしまった王子は、世界からとんでもない報復を受けることに……。
魔族の策略、勇者パーティーの旅、帝国と共和国の戦争、ドワーフの技術開発、ドラゴンの縄張り争い……一見バラバラに見える世界中の営みが加護の力によって引き寄せられ、最後にすべてがつながる!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!いっそ敵が気の毒なほど痛快な「ざまあ」物語です!!
最初に書いておきます。
この物語は王道のざまあとは一線を画す作品です。
婚約破棄・追放という王道の導入ながら、その先が全くちがいます。スピード感のある「ざまあ」なんです。
この意味は読んでみてのお楽しみ。
本編の主人公である聖女グレイスは、【応報波及の加護】というスキルを持っています。
彼女に対して厚意を向ける者には福音が訪れ、悪意を向ける者には災禍が訪れるというもの。
そのスキルがチートすぎて、すごいこと、すごいこと(大切なことなので二回書いておきます)。
ぜったい敵にしてはいけない相手を敵にしてしまった者の末路たるや、お気の毒というしかありません。
さて、主人…続きを読む - ★★★ Excellent!!!婚約破棄から始まる「ざまあ」噺!!
この世に悪の栄えたためしなし。
魔王軍が、今日も王国を滅ぼすべく良からぬ作戦を立てております。
彼らの懸念点は、「加護」をもつ花嫁の存在。
それがどのような「加護」で力を持っているかは未知ではあるものの、それさえどうにかしてしまえばあとはたかが人間。
落とし穴でも掘っておけ! 勝手に落ちるわ!!
このような考え方でした。
そして、この加護を持った花嫁への対策も周到でございました……。
第一王子が、婚姻の宣言を唱える一大イベント当日。
王子は加護を持つ花嫁、グレイス・アシュルムとの婚約を破棄したのでございます……。
勇者一向も道中行き詰まっており、
サ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!よくある婚約破棄からのざまあかと思いきや、一味も二味も違った!
異世界恋愛でよくある、みんなのいる前での婚約破棄。
この作品のフィルス王子も、伯爵令嬢グレイスとの婚約破棄を告げます。
王子の隣に立ったのは、真の聖女リエイル。
あー、なるほどね。真の聖女が現れたから婚約破棄するのね。彼女のおかげで真の愛を知ったとか言うんでしょ。
馬鹿かっ!!
と、私は思いました(お口が悪い)
でも、第二話はなぜか魔族会議の場面になります。
??????
婚約破棄の場面からの、魔族会議。
どういうことなのでしょう?
さらには、勇者パーティーやドワーフやドラゴンも出てきます。
??????????
繋がりがないように見えますが……。
『バタフライ効果』という言葉があります…続きを読む - ★★★ Excellent!!!因果は巡り、世界が裁く――美しき聖女ざまぁ譚
聖女として生まれ、王子との婚約を当然の運命として受け入れてきた令嬢が、突然突きつけられる婚約破棄……本作は、王道の「ざまぁ」展開でありながら、そのスケールと完成度が一線を画しています。
注目すべきは、聖女の加護が個人への報復に留まらず、戦争・技術・自然現象といった世界全体へ連鎖していく点です。
序盤で描かれる何気ない出来事が、後半で鮮やかに回収される構成は爽快感抜群です!
悪意には災厄が、善意には救いが返る……その因果が美しく描かれ、読後には納得と満足感が残ります。
ざまぁ好きの方はもちろん、緻密な伏線回収や大団円がお好きな方にもぜひおすすめしたい一作です(๑•̀ㅂ•́)و✧ - ★★★ Excellent!!!確実に「ざまぁ」で応報する、加護という名のピタゴラスイッチ!
徐々に徐々に組み立てられていく「なんかヤバそうなもの」が、とにかく心にじわじわと来ました。
聖女のグレイスは、ある時にサーイント国のフィルス王子から婚約破棄を言い渡される。今後はリエイルという「本物の聖女」を結婚するとし、グレイスは偽者だと糾弾されることになるが……。
しかし、グレイスには「応報加護」という女神の力が備わっていた。そんな彼女に敵意を向けることにより、着実に「何か」が動き出してきて。
魔王軍の動き。へっぽこな勇者パーティー。木の伐採をしようとするドワーフたちや、敵国の兵士。それらの人々のちょっとした行動の数々が描き出されていく。
三谷幸喜監督の「有頂天ホテル」…続きを読む