概要
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本当に見えていないのは誰? 読後――やさしい肯定感に包まれました。
通学電車の何気ない風景から始まる、静かでやさしい青春恋愛小説。
主人公は、自分を「地味」だと思い込んでいる普通の高校生。
明るく才能のある親友の隣で、つい自分を後回しにしてしまう――
そんな等身大の主人公。
物語の魅力は、「見える」「見えない」という感覚が、
読者の中で静かに反転していくところにあります。
「本当に見えていなかったのは誰なのか」に気づかされます。
中盤以降、息苦しさや人間関係の軋みも描かれますが、
決して過激にならず、最後まで誠実な視線で進み、
安心して読了できました。
読後に残るのは、
「自分を大切にしていい」
「誰かの隣に立つ資格は、最初から誰にでもある」
そんな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「見えない」も、青春
これは、「目の見えない彼」と、「自分が見えてなかった私」の、
小さい恋の物語。
多感な時期だ。男女とも性に目覚めて落ち着かない時期でもある。
未来、夢、そして現実。そんな時期に、
主人公は、今自分が何部に入るのかも決めかねていた。
横を見れば、美人で明るい親友の理沙がいる。
親友でさえ、コンプレックスに感じてしまう。
そんな日々の中で、主人公にも出会いが訪れる。
白いつえをもち、片手で母親と思われる女性の肘を掴む男子。
彼は目が見えないのだ……。
そして訪れる、「目の見えない」彼の隣で、彼の手をひく、「自分が見つけられない」主人公との、不可思議で愛おしい時間。
読ん…続きを読む - ★★★ Excellent!!!爽やかでいて甘い、そして優しさが詰まった、これぞアオハルだ!
地味で自分に自信のなかった亜美ちゃんが、目の不自由な男子が駅で困ってるのを見かけて咄嗟に声をかけてサポートした事がきっかけで物語は始まります。
彼女は決して目立つタイプではないけれど、誰かの痛みや小さな変化に気づける優しさを持っていて、その優しさこそが恋の始まりに繋がります。
亜美ちゃんの思いやりが明くん(目が不自由だった男子)の心を動かし、明くんの誠実さが亜美ちゃんを変えていきます。
その心の変化がとても丁寧に描かれていて、読んでいるこちらまで優しい気持ちになれる素敵な物語です。
読み終えたとき、 これぞアオハルだぁ!
と心がときめきました。
おススメです!
是非、ご覧ください…続きを読む - ★★★ Excellent!!!私には書けない爽やかさがあります。
明るい理沙と地味な亜美。髪の毛だけじゃなくて、顔立ちも性格もそう。亜美は今まで男の子と付き合ったことも無ければ、告白されたこともない。理沙は入学してまだ二週間しか経ってないのに、先輩から告白されたらしい。でも、理沙はあっさり振ったという。後から聞いた。正直複雑な気持ちになったことは内緒だ。親友同士なのに、なんて違いなんだろう。しかし、私の中で革命が起こるほんのささいなきっかけがあった。
うれしいことのはずなのに、
「亜美さんやっぱり浮かない顔してる」
「……」
イジメと恋と甘酸っぱいエンディング。
私には書けない爽やかさがあります。
皆様にこの作品をお勧めいたします💞