概要
痴漢から始まる、ちょっとエッチな百合の関係。
電車の中で痴漢に遭遇した、新米養護教諭の一ノ瀬詩。彼女が痴漢の手を捕まえると、それはなんと女子高生だった。
なぜ女子高生が痴漢をしてきたのか。女子高生――赤嶺りのは、女性に触れていると安心するのだと言う。りのに、かつて自分に想いを告げてきた同級生、奈緒の姿を詩は重ねた。
奈緒を救えなかったことを後悔していた。
だから、りのを見捨てることはできなかった。
――私が、なんとかしてあげる。
毎日痴漢をしてもいいよと詩はりのに提案し、ここからなんとも不思議な関係が始まった。
なぜ女子高生が痴漢をしてきたのか。女子高生――赤嶺りのは、女性に触れていると安心するのだと言う。りのに、かつて自分に想いを告げてきた同級生、奈緒の姿を詩は重ねた。
奈緒を救えなかったことを後悔していた。
だから、りのを見捨てることはできなかった。
――私が、なんとかしてあげる。
毎日痴漢をしてもいいよと詩はりのに提案し、ここからなんとも不思議な関係が始まった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!普通ってなんですか?同性愛って普通じゃないんですか?
まず、導入から一気に読者を引き込みます。
生々しい「痴漢」行為をしてきた人物が、一見ふつうの女子高生・赤嶺りの。相手は、いわゆる保健室の先生・一ノ瀬詩。
女の人を触ってしてしまう赤嶺りのに、主人公はかつての友人・奈緒を重ねてしまい、ルールを決めた上で痴漢することを許可していく。
そこから、不思議で危うい関係が少しずつ発展していきます。
この小説が良いなと思ったのは、甘い百合やエッチな小説で終わらないところです。
第1話で描かれる「女が女を好きになること」の息苦しさが、主人公の心情として深く掘られていて、罪悪感・倫理・社会の視線が生々しく伝わってきます。
読みながら「普通って何…続きを読む - ★★★ Excellent!!!掴み(触り)が完璧!百合好き読者を惹きつける、ちょっぴりえっちな恋物語
物語は、主人公の詩が痴漢に遭うことから始まります。犯人は女の子。……女の子!?
インパクトのある冒頭で一気に引き込まれました!
放っておけない詩は、ルールを設けてりのに触らせることを許可しました。ほんのりえっちでドキドキです。
同時に、表面から人物像の内面へ。詩自身や、りのの内側へと少しずつ深く入り込むように感じられました。
お触りの導入で一度引き込まれたら最後。
ドキドキハラハラで、切なくも優しい百合の世界へと作者さんが導いてくれます。
女性を好きになることの息苦しさを感じる心情描写から、緊張と高揚感の山場まで。物語の緩急が素晴らしく、気が付けば夢中になって読んでいました。
ここは小…続きを読む