概要
ブレンドから始まるほろ苦い物語
早乙女柊は念願のカフェを開業した。初めてのお客様は高身長、塩顔の美青年。注文は柊自慢のブレンド珈琲。青年は朝昼夕とその日3度来店し、3度とも同じブレンドを注文した。柊は自慢の珈琲を気に入ってもらえたと自信に満ち溢れ、お会計の際思い切って感想を求めた。かえってきた返事は「普通」。柊は思ってもみなかった返事に熱くなり、明日リベンジさせて欲しいと勢いで言ってしまう。果たして彼は来店してくれるのか?そして彼の正体は……?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!甘さと苦味、豊かな人間関係と後味が爽やかな、まさに珠玉の一杯
念願のカフェ『えるすかれ』を開業した早乙女柊は、初めてのお客様である塩顔の美青年──蒼月奏夜から期待とは違う辛口のコメントを受ける。
店を存続させるために必死な柊は、やけに珈琲に詳しい彼に、珈琲の淹れ方、珈琲そのものについての指導を依頼するのだが──?
店のため、珈琲を淹れる腕前を上げるために必死で頑張る柊は、読んでいてとても応援したくなる素敵な主人公です。
いきなり「普通」と評価されてしまう彼女ですが、ひたむきさ、前向きな性格は一級品で、しかもダメダメな訳ではなく、彼女にもしっかり得意分野や長所が読み進める毎にたくさん出てきます。
心強い相棒、奏夜との掛け合いも軽妙で楽しく、登場…続きを読む - ★★★ Excellent!!!コーヒーを通して繋がる心
カフェを開店することを夢の頂点に位置付けていた主人公が、とある青年の言葉によって商品のさらなる上達を目指すようになる現代ドラマ作品です。
主人公は度重なる努力によって、若くしてカフェを立ち上げた女性。
けれども、開店数日の盛況ぶりは、すぐさま沈黙。客足が遠のいているのがハッキリと分かってしまいます。
どうにかしなければと考える主人公の前に現れたのは、開店当日にも来店した不思議な青年。
彼は主人公の接客が独りよがりであると断じ、コーヒーに至る全ての要素にダメ出しします。
けれども、その叱咤で目覚めた主人公は、心機一転して本当に客が求める商品開発に専念。
青年もスタッフとして迎え、カ…続きを読む