概要
虹色の粉のようにきらきらと宙を舞った
ある朝目覚めると、夫が妖精になっていた。
薄く光る翅、不機嫌そうな顔、そして、いつも通りの小言。
古びた眼鏡店で手に入れたその眼鏡を通すと、職場の上司や同僚、近所の人々も異形の魔物の姿で見える。
見えてしまった世界の“本質”と、それでも続いていく日常。
誰もが何かを偽って生きているこの世界で、私は何を見て、どう生きていくのか。
シニカルな笑いと、静かな問いを投げかける幻想風刺譚。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等は一切関係ありません。
薄く光る翅、不機嫌そうな顔、そして、いつも通りの小言。
古びた眼鏡店で手に入れたその眼鏡を通すと、職場の上司や同僚、近所の人々も異形の魔物の姿で見える。
見えてしまった世界の“本質”と、それでも続いていく日常。
誰もが何かを偽って生きているこの世界で、私は何を見て、どう生きていくのか。
シニカルな笑いと、静かな問いを投げかける幻想風刺譚。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等は一切関係ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!かわいらしい妖精さん、ばかりというわけにはいかないんですよね
人々が妖精さんみたいに見える眼鏡!
これだけ聞くと、とてもファンシーで夢に溢れた一品だと思いますよね。
でも残念、妖精の中にはゴブリンやレッドキャップみたいな醜悪で危険なやつらも含まれるんですよねぇ。
そんなわけで、視界に映る人々がみんな何かしらのファンタジー種族に見えちゃうようになった主人公さん。
奇麗でかわいい妖精でいっぱい……というわけにはいかず、むしろ厄介な種族ばかりが溢れています。
それにしても、旦那さんが普通な感じの妖精なのは、若干の良心を感じます。
その眼鏡を通して見た時、あなたや身近にいる人々はどう映るのか、
そんなことをちょっとイメージしつつ、本作をお楽しみください。 - ★★★ Excellent!!!見るべきか見ざるべきか
周りの人の本質が魔物の姿で見えるメガネ。どんなに苦手な人が相手でも、これを使った時に本質が可愛らしい何かに見えたら心優しく接することができるかもしれない。(が、醜い魔物の可能性もある)
と考えると楽しそうだし人付き合いする時にも役立ちそうだなと欲しくなりかけましたが、これで自分を見た時にやばい化け物だったらどうしよう……と思い留まりました。
あとすごく良い人だと思っていた相手がとんでもない魔物だったり、逆にいつも意地悪してくるような人が実は神々しいくらいの何かだったり……そんなことばかりだったらもう人間不信に陥りかねない。
……でもやっぱりちょっと欲しい(笑)
好奇心と警戒心を刺激してくる…続きを読む