概要
昭和の闇が、金とともに甦る。若者よ、教育の墓場へようこそ。
都会育ちの青年・岸辺太郎は、失業の果てに津軽の山奥に眠る「長慶金山」の伝説を追う。朽ちた村、沈黙する老人、苔むした坑道――そこには、金を掘り続ける囚人たちと、昭和の暴力教育を引きずる謎の老人・高山ハツが支配する異様な世界が広がっていた。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!黄金は心にあったんだ! それでいいじゃん!!
タコ部屋労働の都市伝説を思い出しました……。
弘前市と大舘市の間あたりに、長慶天皇が隠れ住んでおり、金山を開いたという伝説から、「長慶金山」と呼ばれる山があるそうで、
物好きな若者が、一発当てようと金を目当てにやってくるそうなのです。
大半は、村の雰囲気で何かを感じ取って去っていくのですがー……
主人公は違ったようですな。
鉱山の入り口を見つけ、今も金を掘り続ける老人たちに加わり、ツルハシを振り下ろします。
主人公は、最初はこの、老人たちに受け入れられ。
まあ金は見つからなかったけれど、それよりももっといい何かをえた。
そうか。黄金はこの胸にあったんだ……
…続きを読む