幼い頃から気にかかる“開かずの間”が、懐かしさと不気味さを同時に孕んでいるところが印象的でした。静かな語り口で進むのに、一瞬で世界が変わり、読む側の解釈をざわりと揺らします。余白のある怖さが、ふっと背筋に残る一編でした。
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