本作は、正義感に満ちた芸能界の告発劇ではない。出演者も制作側も審査員も観客も、狂って騒いで、まさに狂騒曲。特に面白いのは、番組側と茶の間での温度差。でも、毒だらけでありながら、読後感までは真っ黒にしない。まさしく、白でも黒でも割り切れない『灰色の狂騒曲』だ。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(314文字)
発想と掛け合いが秀逸。ネタバレになるから書きませんが、題材が最高です。
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