概要
ごく普通の日常の中にこそ、奇譚はある──。
これは、未だ日の目を見ぬ自称小説家・有村朔太郎が徒然に書き散らす、日常の切れ端である。
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どこから読んでも問題ないので、気軽にご覧ください。
忙しい日々の合間に、お茶を飲みながら読むのにちょうどいい短編達です。
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どこから読んでも問題ないので、気軽にご覧ください。
忙しい日々の合間に、お茶を飲みながら読むのにちょうどいい短編達です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!冬の散歩道
自称小説家・有村朔太郎が散歩道で遭遇するちいさな怪異のお話です。
といっても、そこには因果応報もないし、目を背けたくなるような人の業もありません。
冬の散歩道ですれ違いざま会釈を交わすように、ただ静かに通り過ぎるのみです。
それは彼の感受性が生み出した幽界との交わりなのでしょうか、あるいは彼が見る心象風景に過ぎないのでしょうか。
なんてことない散歩道。そのなんてことない静けさがとても美しいと思いました。
冬の散歩道……といえば。
読みながら、サイモン&ガーファンクルの古い歌を思い出しました。
川辺を行けばいい旅になるさ
君が思うよりもね
コーヒーカップを手にして行きな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!お茶の時間に、素敵な掌編
自称小説家の有村朔太郎が、徒然なる儘に
書き綴った掌編集、という本作品。
果たして、様々に目に映ったモノや風景
そしてちょっと不思議な、それでいて
心にしんと迫る温かな物語を集めている。
日常の何気ない風景に溶け込んでいる
花鳥風月にも生命は宿り、それは様々に
形を変えて、或いは決して変わる事なく
巡り、存在している。
掌編集なので、気になったタイトルから
読んでも良いが、多分、気になって全てを
読む事になるだろう。
季節は巡り、生命は巡る。
心も地球も海流も、そして禍福も巡る。
ちょっとホッと息をつきたい時に読む。
温かいお茶と美味しいお菓子をお供に是非
素敵な時間を過…続きを読む