概要
全9話の短編集。1日三話ずつ公開。
ほとんどの話が1000文字前後でサクッと読めます。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!最後の最後、ゾッとしました……((((;゚Д゚))))ガクブル
「怖そうで怖くない」や「もっとまじめなホラーを書こうとした」など、小説概要に怖くなさそうな要素がいっぱい(笑)の本作。
もちろん、軽い気持ちで読みはじめました。そうしたら……最後の最後にゾッとしちゃった。。。
この最後の「こわっ!」と感じた点を基準に改めて全話を思いおこしてみたら……なんか全部の話がそういう意味では怖かった気がします。
とはいえ、王道路線の怖さとは一味違うので、ホラー苦手という方やお子さまでも楽しく読めるお話です。
昔話にあるような不思議な話をサクッと短時間で読みたい人に特におススメの一作。 - ★★★ Excellent!!!身の毛がよだつホラー。ではない路線もあり!
コメディーやホラーは、作家の力量がはっきり出やすいジャンルです。この話の流れだと先の展開はこうなりそうと読者が察してしまえば、一気に面白みが下がってしまいます。本作はそんなコメディーとホラーを掛け合わせた、怖そうで怖くない少し怖いホラー。丑の刻参りや肝試しなど、怖い話定番のものや不可解な体験が収録されています。
面白さも怖さも両方取りに行って大丈夫かと思われた方もおられるかもしれませんが、これが天才的に合わさっているのです!
コメディ枠がないからホラーのジャンルに入っている話と、油断されてはいけません。合わなそうな掛け合わせに、時間が溶ける怪奇現象が起こってしまうかもしれませんよ。 - ★★★ Excellent!!!コミカルな文章とユーモア、ひねりの効いた展開の「笑い×ホラー短編」
ホラーではありますが、タイトルの通り怖さが全面に出ているのではなく、コメディ寄りの描写の多いオムニバス短編集です。
ユーモアと恐怖というのは相性が良い、というのを常々思っているのですが、それを再確認できました。
「笑い×ホラー」にも様々なタイプがありますが、
この作品は、ホラーという舞台を用意し、そのホラーの「お決まりの展開」を独自の視点から面白可笑しく捻って、思いもよらない結末へ導いてくれます。
ラストに「オチ」「どんでん返し」のあるショートショートのような面白さもあり。
そのため、最後のオチを見たい、というのが作品の吸引力にもなっていました。
また、心霊現象を扱いながら、心霊現象自体…続きを読む - ★★★ Excellent!!!新感覚のギャグ&ホラー作品!
ホラーと言いますと、「怖い」イメージが真っ先に頭に浮かびますが、こちらの作品は一味違います。
全九話(あとがき含む)で構成されています。題材は肝試しやメリーさんなどメジャーなお話が出てきますが、その全てにクスッと笑えるギャグがバランスよく入っています。
怖いだけではなく、ギャグ要素もある珍しい作品なのです。
各話、1000文字以内で読みやすく、どれも面白いですよ。
最後のあとがきには作者様の作品を作るまでの過程や、本当に怖いものはなんなのかも知ることができて、より作品を理解できるのではと思います。
ぜひ、怖さと笑いの両方を楽しんでみてくださいね。
- ★★★ Excellent!!!ホラー……のゲシュタルト崩壊。
怖そうで怖くない。そうタイトルで謳っているのだ。
確かに、読み進めてみれば、いわゆるオカルト的なホラーは感じないように思えるし、むしろ滑稽に感じる。
しかしー……
呪う相手の髪の毛がないからと言って育毛剤まで用意したりだとか……
自分の世界で他の人間はモブキャラだと平然と言い放ったりだとか……
よくよく考えればこれは確かに「怖い」のだ。
ああ、違う。「怖い気がする」のだ。
そして読み進めていくうちに、この不思議な感覚に「ハテ、怖さとは一体なんだっけ?」
と考えてしまい……
後書きの最後で、作家先生からその怖さの正体を教えていただける。そういう構造人なっている。
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