どうか砂糖は入れないで

白雪姫の異説……というより原典をテーマに、ストーリーを展開させています。
ミステリーとも、サスペンスとも、ホラーとも言い難い。どれも合っているようで違うような、こういう本当に面白い作品はレビューする時逆に困ります。何を言ってもネタバレになってしまうので。

過去の断ち切れない因果が現在にまで侵食し、それぞれがそれぞれの『役』を、『脚本』によって演じさせられます。物語というコーヒーに、甘く白い粉が振り掛けられ……これ以上言えないっ。

間違いなく面白い名作なのですが、面白さを伝えることができない。レビュアー泣かせの、『何かとてつもないもの』を見せ付けられた気分です。

女の子って怖いですね。(搾り出した感想)

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