この白球に想いをのせて

　私が読んだのは序盤の第５話までだけど、物語がグッと面白くなってきているので、たまらずレビューを書きます。
　百合×野球。
　これ、絶対いいテーマですよね。
　まだ本格的には始まってないのだけれど、二人がキャチボールをしながら会話をしている時点ですでにやられます。文字から情景が浮かんできました。
　そして第５話にして、二人の間にまた少しニヤリとできる進展が。こういうじわじわ進んでいく関係、いいですねえ。
　心情描写も丁寧で、ここから先の展開、とくに増えて行くであろうメンバーにも期待してしまいます。

　てなわけで、期待をこめて星２つ！
　最後まで追わせていただきます！

野球×百合という二大好物に誘われて読ませていただきました。
その昔『ぐいぐいジョーはもういない』という野球百合ライトノベルを読んだのですが（というか女子硬式野球と百合を真剣に描いたラノベはそれしか知りませんが）、なんだかそれが思い出されて懐かしくなりました。

部員2人だけの、これから始まる物語。
同性への恋慕を否定された過去を持つという、王道とも言える百合主人公の少女が、新たに芽生えた恋心とどう向き合うのか。
野球と百合をどう絡めてゆくのか、楽しみです。