このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(470文字)
芥川龍之介の「神々の微笑」を思い出しました。短いけれど深みと余韻のある佳作です。まさか、稲八金天とマニアックな存在が出てくるとは思いませんでした。
明治時代、廃仏毀釈。仏寺が壊されたのみならず、各種神社は一緒くたにされ、古くからの信仰は曲げられた。役人、青山は祠を訪ねる。オツネ山のコンコン様、狐だか何だかを祀ったその場所で、不意…続きを読む
葬り去られた神(この表現は適切ではないのですがネタバレ防止と言うことで。。。)を題材とした幻影的な小説でした。日々何気なしに通り過ぎる祠、或いは神社にどれだけの人の思い、そして歴史がつまっている…続きを読む
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