愉快なゲームショップ×悩ましいハーレムの相乗ライトノベル

ゲームファンの少年による、大好きなゲームと個性豊かな美少女達に囲まれての、ゲームショップバイト戦記。
作者の経営者経験と得意分野をふんだんに詰め込んだと思われる、テレビゲームのように楽しいラブコメディです。

お仕事小説としての一面を期待して読み始め、実際その未知のエリアを味わう面白さもあったのですが、むしろ驚かされたのはラブコメディとしての完成度の高さでした。ハーレムラブコメで最も基本にして一番大事な『ヒロイン達の魅力』の描写が、賑やかで実に心地良いのです(美織は些かアクが強い感もありますが……)
ぱんつに一家言ある描写も素晴らしい。

実際のゲームショップ経営は中々に厳しいものと伺っておりますが、この作品ではどのように描かれるのか。
期待せずにはいられませんね。

その他のおすすめレビュー

あさぎり椋さんの他のおすすめレビュー43