すみません、神話大系はクラーク・アシュトン・スミス派です。 あとmy favorite SFは『たったひとつの冴えたやりかた』と『記憶屋ジョニィ』なんですが…
面白い物、意味が分からない物、不思議な物、心に残る物……といろいろありましたが、なによりこれだけのネタを書きだした引き出しの多さに驚きました。
重たい。軽妙な語り口とは裏腹に、只管に重たく悪趣味な話に何時しか飲み込まれている。嫌悪感を覚える筈なのに目を離すことができない。この重力はもはや魔法だ。
オチの無い話や解釈が難しい話も多いですが、読んだ後の後味の悪さに病みつきになります。
昔の怪談に、訳の分からない奴があるじゃあないですか。なんか、筋が通らないというか、え、何それみたいな奴。「第2話 嘆虎殿」がまさにそれ。いや、筋が通ってないという訳ではないし、「何それ」とい…続きを読む
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