騙されたと思ってポラック・メルロと死闘を繰り広げるところまで読んで

最近ちょっとこの作品に出てくるポラックというキャラがお気に入りになりすぎたので、その魅力を少しでも伝えるべくレビューを書き直します。

スリマジェは主人公たちのサングリアル軍と、敵側のダンセイニ軍が戦うお話なんですよ。
主人公側に魅力的なキャラがそろってるのは当然なんですが、今回ご紹介したいのはダンセイニ側のキャラ。そのなかでも特に注目したいのは「ポラック・メルロ」という女キャラなんですね。
ポラックは敵なのでサングリアル軍を攻撃してきます。夢中で読んでる最中はサングリアル側に感情移入しているので「なんなんだよこの敵!」という憎々しい思いだったんですけど、読み終わってふと考えてみると、ダンセイニ側にも事情があって戦争をしているわけです。主人公ヴラマンクがサングリアルを勝利に導こうと努力しているのと同じく、ポラックもダンセイニ軍を勝利に導くためにがんばって戦っているんですね。
ヴラマンクが「サングリアル国王としての責任と誇り」をもって戦っているのと同じく、ポラックも「ダンセイニの軍人としての責任と誇り」をもって戦っているわけです!
そう考えると、なんて魅力的なキャラなのだろうと、どんどん好きになってしまいました。

けっしてポラックが巨乳だから好きなのではないので、そこは誤解のないようにお願いします。巨乳だから好きというわけではないです。よろしくお願いいたします。

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