「歴史・時代」ジャンルのど真ん中を征く!

きちんと「本格」で「正統派」な歴史小説。
へんに奇をてらわず、「歴史・時代」ジャンルのど真ん中を行っています。

島津方、龍造寺方ともに魅力的に描かれ、
安易に「敵がゲス」「味方絶賛」となっていないあたりも好印象。
双方の戦略的駆け引きも面白く、読み応えがあります。
登場人物の生き様の部分まで踏み込んでいくかどうかが、今後楽しみな部分です。




……個人的には、こういう正統派な作品を拾い上げられるかどうかで、カクヨム自体の価値も決まってくるかなぁ、と思っております。
これが埋もれるようだと、残念ですねぇ……。

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