読んでいて体感温度が三度下がりました。この作品には聴覚に訴えかけるような情景描写が丁寧に描写されており、暗い部屋で読むと背筋が凍るような読書体験を味わえます。友人の知り合いの霊媒師という希望をちらつかせながらも「あれ?これ助からないんじゃないか」という緊張感を保ったまま物語は進みます。生きている間に誰もが一度は味わったことのある言い得ぬ不安や恐怖を呼び起こす臨場感のある文章。読み終えた後じんわりとした恐怖が残りました。
もっと見る