概要
この世界の不具合(バグ)なんて、私たちが全部書き換えてやる。
「それ、おそらく欠陥品です。だから、そのまま解析しても無駄ですよ」
王都の広場で学者が頭を抱える「古代の聖遺物」。 それを見た少女、ナオは平然と言い放った。
彼女の瞳に映るもの。 それは、あまりにも不完全で、脆弱性に満ちた世界の「ソースコード」だった。
この世界は、何者かによって設計された「バグだらけのシステム」。 古代文字はプログラミング言語であり、魔法の暴走はただのシステムエラーに過ぎない。
ナオは、冒険者の少年、レオが持っていた壊れたガラクタを強力なレーザーカッターへと「書き換え(オーバーライト)」、 彼を「物理担当」の相棒に指名する。
「私が『論理』を組み、あなたが『道』を切り拓く。……悪くないでしょ?」
しかし、勝手な仕様変更(アップデート)を繰り返す彼女を、 世界の管
王都の広場で学者が頭を抱える「古代の聖遺物」。 それを見た少女、ナオは平然と言い放った。
彼女の瞳に映るもの。 それは、あまりにも不完全で、脆弱性に満ちた世界の「ソースコード」だった。
この世界は、何者かによって設計された「バグだらけのシステム」。 古代文字はプログラミング言語であり、魔法の暴走はただのシステムエラーに過ぎない。
ナオは、冒険者の少年、レオが持っていた壊れたガラクタを強力なレーザーカッターへと「書き換え(オーバーライト)」、 彼を「物理担当」の相棒に指名する。
「私が『論理』を組み、あなたが『道』を切り拓く。……悪くないでしょ?」
しかし、勝手な仕様変更(アップデート)を繰り返す彼女を、 世界の管
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!王道異世界ファンタジーの皮を被った、重厚なハードSF小説
一見すると王道の異世界ファンタジーの殻を被っていますが、その中身は緻密な設定と論理の積み重ねによって描かれた重厚なハードSF小説です。
魔法などのフワッとした概念を、コンピューターシステムのような圧倒的なロジックでSF的に解釈した斬新な世界観はまさに圧巻。
非常に緻密で理詰めな設定でありながらも、見えないものが見えてしまうクールな少女と、冒険者の少年がバディを組んで「世界」という強大な敵に挑んでいく展開は、ただ単純に胸熱で読める王道ファンタジーとしても高いレベルで完成されています。
果たして、二人の冒険と戦いの行方は如何に?
今後も目が離せない、極上の「異端系」異世界ファンタジーです! - ★★★ Excellent!!!例えるならグリッチを利用したRTA
この世界の設計図が見えるなら、あなたはどうしますか?
そしてその設計図にバグがあることを知っているなら?
この物語のヒロイン「ナオ」はそんな「見える子ちゃん」です。
そして彼女はそのバグを使って冒険をします。
しかし世界側もそのままやられっぱなしではありません。
例えるなら「グリッチを利用したRTAプレイヤーと、それを妨害する運営」という図式です。
しかもナオはただグリッチを利用するだけではなく、応用し、新たなバグアイテムを創造します。
ここまで聞くと「俺強ぇー物」に聞こえますが、彼女とて万能ではありません。
戦いは相棒の「レオ」任せ。
この「1/2強ぇ」が絶妙なスリルを生み、簡単には…続きを読む