概要
『君が勇者になるならば、僕は裏から世界を統べよう――』
義侠心に溢れるお人よし、容姿端麗で文武両道――絵に描いたような『主人公』、天堂晃司。その親友である都築裕也は、晃司の腰巾着と思われていた。
けれど、それは見せかけの姿。裕也こそが晃司を『主人公』へと飾り立てた張本人だったのだ。
ある日、二人を含むクラスの面々は、突如として異世界へと召喚されてしまう。
しかし、裕也と彼の傍にいた武村エリの二人だけは、他の面々とは異なる場所へと呼び出されてしまったのだった。
そこは、古の技術で造り上げられた工房。その圧倒的な力を掌握し、裕也は決意する。この世界を裏から牛耳り、晃司ための舞台を作り上げてみせると。
これは魔王すらも踏み台に、世界を裏と表から踏破するピカレスク・ストーリー。
けれど、それは見せかけの姿。裕也こそが晃司を『主人公』へと飾り立てた張本人だったのだ。
ある日、二人を含むクラスの面々は、突如として異世界へと召喚されてしまう。
しかし、裕也と彼の傍にいた武村エリの二人だけは、他の面々とは異なる場所へと呼び出されてしまったのだった。
そこは、古の技術で造り上げられた工房。その圧倒的な力を掌握し、裕也は決意する。この世界を裏から牛耳り、晃司ための舞台を作り上げてみせると。
これは魔王すらも踏み台に、世界を裏と表から踏破するピカレスク・ストーリー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!枠組みは王道クラス転移もの、しかし実態は、本格派の裏方ファンタジー
本作は、クラス転移ものでありながら、主人公はメインではなく、「表舞台のヒーローを裏から輝かせるための舞台装置を作る」という参謀役に徹する、という珠玉のオリジナリティを発揮しています。
作者様の手腕としては、その知力ドラマの筆力です。
WEB小説のトレンドに一石を投じるかのように、正面からの無双ではなく、地道に、情報を集め、相手の思惑を汲み、誘導していく、いわばピカレスク(悪漢・暗躍)的な構成を、丁寧にまとめ上げておられます。
その結果、表と裏の対比を見事に描いており、作品に奥行が生まれています。
そんな、知的な暗躍劇、是非おすすめいたします。 - ★★★ Excellent!!!~「主人公」は誰が作るのか——影に潜む演出家の野望 ~
容姿端麗で文武両道、絵に描いたような「主人公」天堂晃司。しかし実は、その腰巾着とみられていた都築裕也こそが晃司を主人公に仕立て上げた仕掛け人だったこの主従逆転の構図が、王道の異世界召喚譚を一気に異色のものへと変えている。
裕也と相棒・武村エリだけが異なる場所へ召喚され、古の工房という圧倒的な力の源泉を手にする展開から、「魔王さえも踏み台にする」というスケールの大きいピカレスク・ストーリーが幕を開ける。表の主人公ではなく、主人公を成立させる裏側の視点というのが新鮮で、晃司との関係に滲む信頼と執着の入り混じった独特の温度が、単なる親友関係を超えた深みを物語に与えている。
連載中、全71話・2…続きを読む