概要
雨音の中で、君のギターだけが晴れていた。
六月の放課後、雨の音の中でギターが鳴っていた。
渡り廊下の端で弾いていたのは、同じ学校の女子だった。
雨の日だけ会う、名前も知らない二人。
その音は、静かな青春の時間だった。
雨とギターが重なる、少し切ない放課後の物語。
渡り廊下の端で弾いていたのは、同じ学校の女子だった。
雨の日だけ会う、名前も知らない二人。
その音は、静かな青春の時間だった。
雨とギターが重なる、少し切ない放課後の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ヒロインの想いを知りたくなります
詩。それはしっとりとした雨の日の静かなドラマ。もし、自分が雨の日に独りでいて、目を閉じたらそのギターの音が聴こえてきそうです。「音が近くに残る」とヒロインは言います。音が寄り添ってくれる、自分の好きなものが手の届くところに在る安心感のようなものでしょうか。
雨の季節が過ぎて、夏が来て。主人公はきっと雨のことを心待ちにしたでしょう。晴れと雨の間の空は少し悲しくて、同時に新しい何かのようで。ヒロインが弾いた初めての曲に込められた想いを想像したくなります。
自分の中で永遠に続くものを手に入れられたなら、それはきっと幸せなことなのです。