概要
手足があれば、戦える。守れ。走れ。生き抜け。――絶望の最前線を!
「私には……消えない罪がある」
かつて魔物を見逃したことで、小さな村を滅ぼしかけた――若い戦士のオリビア。
「もう誰も死なせたくない」
師に背中を押され、罪の意識が拭えないまま彼女は旅立ちを決意する。
魔族や魔物が蔓延る残酷な世界で、やがて彼女は個性的な仲間たちと出会っていく。
支援魔法しか使えない踊り子、ナナ。
魔力制御の出来ない回復師、アキ。
やる気ゼロの発明家、ミャーリオ。
欠点だらけで、攻撃スキルは最底辺。
そんな最弱パーティーの最前線を、オリビアが駆け抜ける――!
「……私なんて、役立たずだよ」
「……もう、僕のことは放っておいてください」
「夢なんて、とうの昔に諦めた……」
彼らが抱えている心の闇を照ら
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