どれだけの色男でもどれだけの武勇轟かす鬼人でも、いずれは咲き乱れて散る時が来る。その儚さと美しさ。最期まで、感じてください。
散っていった者たちを、常人よりも遥かに多く見送ってきた鬼が最期に見た景色。それが確かに戦の歴史の堆積であり、美しいものであったことに救われます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(76文字)
歴史は殺伐としたものだけど、こんな風に色っぽく描かれると死も含めて魅力的。
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