概要
公女ルチアが選ぶのは、職人としての栄達か、貴族の使命か
香水で有名な小国フロラント大公国。大公の一人娘ルチアは、香水職人を目指して、田舎で修行の日々を送っている。十六歳になったある年、ルチアは大国ベルミオン帝国で行われる〈初拝謁の儀〉に招待される。付き添い役の兄ギルバートとヘルミオンの首都レヴィナを訪れるルチア。初拝謁にあわせて開催されたお披露目舞踏会にて、ルチアは同い年の若き辺境伯ダニエルと出逢い、思いもよらず話を弾ませるが……。
香水職人を目指すルチアが人と関わり、生まれ育った土地から出、世界を見て回る中で、変化したりしなかったりする話を書こうとしています。
※作中の香料についての情報は実際の香料の知識に基づいておらず、すべて現実の香料とは無関係です。
香水職人を目指すルチアが人と関わり、生まれ育った土地から出、世界を見て回る中で、変化したりしなかったりする話を書こうとしています。
※作中の香料についての情報は実際の香料の知識に基づいておらず、すべて現実の香料とは無関係です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!香りの描写が素晴らしい。香水を愛する公女の異世界ファンタジー。
「香水」を愛する公女が織り成す薫り高い異世界ファンタジーです。
主人公は「香水職人」を目指す公女、ルチア。
公女でありながら田舎暮らしをしていた彼女は社交界デビューをきっかけに今まで生活していた「狭い世界」を飛び出します。
香水を通して様々な人と親睦を深め、自らの将来について考えるようになったルチア。
香水職人として、公女としてこれからどう成長していくのか――。
端正な文章が読みやすく、香水がテーマともあって「香り」についての緻密な描写が素晴らしい作品です。
特に登場人物一人一人に「香り」の設定がなされており、まるで読んでいるうちに鼻の奥にふわりと匂いが漂ってくるようなそんな感覚に陥ります…続きを読む