概要
この世の頂点に君臨するのは、機械の善意か、人の悪意か。
主人公・テルは、一昔前に製造された人型ロボット。墓守を任務としていた彼の前に、子供の兄妹(ケンとユメリ)が現れたのをきっかけに、テルは包み隠されていた人間との関係を知っていく。テルは、伝手を頼ってこの社会の歪みを治そうと決意する。そこにあったのは、純粋な敵愾心に基づく「人間とロボット(AI)」ではなく、より深い社会構造だった。国家的滅亡が近づく中、テルはロボットとして、地球の知性ある存在を守り切ることができるのか?
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