数ある入居条件が可笑しい系の小説の中でも群を抜いて面白かったです。間のとり方や温度感、展開が独特で癖になりました。読み終わっても未だに何回も読みに帰ってきてしまいます。複数人の視点から読めるのも好きです。キャラクターの設定が手が込んでて細かい、そしてとにかく皆かっこいいし可愛い。ラストまでずっと予想ができなくて楽しかったです!!書籍化などなどされてほしいです。
家賃は異様に安いけど、不穏な注意書きが多い妙な物件。そこに入居する住人たちのお話。まあ、群像劇になると思います。群像劇というものは、キチンと書かないと物語が意味不明になる場合が多い危険なものですが(だから初心者への警告に「群像劇は書くな」というものがあるんです)本作はそうじゃないです。注意書きが多い変な物件の謎。この事象を中心に、カメラとして登場人物を使っているからですね。読み味としては「呪怨」に近いかもしれません。1話あたりの文字数も少なく、理解しやすく、大変読みやすいです。
演出が思ったより怖いです。 怖い! 怖いですってば!
余計な描写がない分めっちゃ怖いです。でも一話が最初からサクサク進むので気づいたらえーこれどうなんの? 続きは?とどんどん読めるんですけど、怖い!文字の配置、チラシの文章、事件のあとのコメントの数々、工夫が隅々まで凝らされていて上手いなあと唸る作品です。ホラー耐性ゼロのわたしでも導入出来るので、怖くても読む時間さえ間違えなければ多分大丈夫です。物件には住んだ人間の歴史ありきでしょうか。まだ追いかけ途中なのでラストまで読み切れておりませんが、お勧めです。
サクサク読めるから読む手が止まらな過ぎて困る。
面白い
ホラーの中にある謎、そこから紐解かれる「人」の苦しさ、悲しさ、そんなものが味わえる良作です。怖くもあり、切なくもある。素晴らしい作品でした。
最新話まで読了済み。 最低限の描写で、さくさく読めます。ある意味、スナック菓子のような中毒性です。 冒頭はぐいぐい読み進められますが、40話を数えるあたりから、一気に描写が増えるんですよね。そのギャップがえぐい。 自分はホラー耐性あるので、あまり怖いとは思いませんが、まるでホラーゲームをプレイしているような奇妙なわくわくを感じます。ホラー好き、ホラーゲーム好きにお薦めです!
いやぁ、行間の開きが絶妙で恐怖を煽りますね。怖いけど、先が気になる。怖いけど、文章の演出やアレやコレやが気になって読んでしまう。怖いけど、面白い!こんな気持ちになる物語です。
徐々に這い寄るような恐怖が少しずつ少しずつ迫ってくる表現が素晴らしいです。とあるマンション、404号室。巻き込まれていく住人と、それを追ってさらなる恐怖に引きずり込まれていく知人たち。知ろうとすればするほど、開けちゃいけない棺桶を開けるような感覚があります。また、非常に読みやすく、とにかく表現が最小限なのが、かえって被害妄想を掻き立てます。文章の引き算がすごく上手い…!徐々に情報が明るみになっていく中で、さらなる恐怖へ繋げていく表現もこれまた上手いです!びっくりするほど読みやすくて、怖いのにページめくるのが止まりませんでした。
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