概要
愛する人形が、人類の敵に。狂気が日常を侵食するホラー。
人形との穏やかな日常を送っていた主人公。しかし、ある日を境に、人形が「微かに笑ったように見える」という異変が社会全体に広がり始める。個人的な錯覚から始まった異変は、SNSを通じて拡散され、やがてニュースに。そして、愛する人形アキラが、言葉を発する。「人間は、滅びるべきだ」と。人形が意識を持ったという事実が、僕の日常、そして世界を狂気へと変えていく。これは、集団妄想が現実を浸食し、人間の尊厳が失われていく、戦慄のホラーサスペンス。あなたの隣にいる「家族」は、本当にただの人形ですか?
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!微笑みは好意だけでなく狂気の表れでもある
人形が家にあることがデフォルトの社会がまず、不気味だなと感じた。
ぬいぐるみなら、子供がいる家庭のどこにでもあるにも関わらず「人形」という人を模した形であることに、人は狂気を覚えるのだなと感心した。
それは、もしかして人というものが破壊衝動を持っていながらそれを隠して笑うことが出来るという、認識があったからかもしれない。
その可能性を感じつつも否定して相手の笑顔を好意であると無意識に自分に信じ込ませることで、穏やかな生活を送っている。
人形が謀反を企んでいることを確信したシーンで「やっぱり」と感じてしまったということが、その根拠である。
つまり犬や猫のぬいぐるみが登場人物であれば怖さは半減…続きを読む