おまけ。三題噺「キウイ」「懐中電灯」「溶岩」のやり方

 今回の三題噺「キウイ」「懐中電灯」「溶岩」の自主企画の主催者様。

 佐々木キャロット様より、

 ”強制ではありませんが、今回の作品を書くに至った経緯なんかも書いてもらえると、僕が喜びます。個人的に、このようなテーマ企画は各人の発想や工夫を知ると、より楽しめると思っているので、ぜひご検討ください。”

 とありましたので、以下、私の凡な発想工夫をどうぞ。




 キウイ→ニュージーランドの鳥で、飛べない鳥。絶滅危惧種。

 被害を受ける側の鳥なので、その逆。キウイの加害。

 攻撃的な所を書きたい。

 キウイ→産毛が生えて〜は、実際の体験談。攻撃の理由に決定。


 懐中電灯→夜。明るくする。懐中電灯で銃刀法違反で捕まった人のニュース。

 などから、キウイの攻撃方法に利用。


 溶岩→熱く。沸くもの。殺意のイメージ。鋳造の鋳鉄のイメージ。

 から、攻撃の動機、方法の二つへと派生。


 キウイは夜行性の鳥だから、夜に攻撃。→夜だと対象が家にいる。→鍵がいる。懐中電灯がいる。→鍵は溶岩で作ろう。懐中電灯は凶器にもしよう。→


 プロット

 ①キウイの攻撃理由になる描写

 ②キウイの攻撃動機になる鍵の入手、鋳造

 ③キウイの攻撃手段、懐中電灯による殴打

 ①→②→③だと単調なので、②の後半→①→②の前半→③の順に。

 序破急でなく、破序破急にするパターンはよく使う。

 別の三題噺「身長」「廊下」「肉」の

 『断頭台で身長を』

 https://kakuyomu.jp/works/16818622174149954824

 も、このパターン。馬鹿の一つ覚えである。


 プロット決定と同時進行で、落ちの一台詞を考える。

 上記の『断頭台で身長を』なら、「先生。何cmですか?」であり、

 今回の『キウイの狩りのやり方』なら、「キウイは夜行性の鳥だ」である。


 破序破急+落ちの台詞。

 が決定したので、後は原稿用紙を埋めていくだけ。

 特に考えず、指運まかせ。

 後は野となれ山となれ。

 というのはもちろん嘯き。

 原稿用紙の埋め方にも、色々と手法がありおりはべりいまそかり。

 そこまで、書くと本編を超えてしまいそうなので。


 ここいらでお暇。

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キウイの狩りのやり方 さわみずのあん @sawamizunoann

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