概要
僕を乗せたその列車は、ただずっと秋の風景の中を走ってゆく。行き先は――
がたんごとん、がたんごとん。
平仮名で書くと稚拙に聞こえるけれど、それでも確かに其の様な音を出している列車に僕は乗っていた。
車窓から見える風景は、トンボにススキに――秋真っ盛り。
しかしその列車の向かう先を、僕は知らない。
平仮名で書くと稚拙に聞こえるけれど、それでも確かに其の様な音を出している列車に僕は乗っていた。
車窓から見える風景は、トンボにススキに――秋真っ盛り。
しかしその列車の向かう先を、僕は知らない。