悪役令嬢は領地でタヌキを駆逐する ～ザマァを遂行した後はイケメン従者たちと共にDIYした自慢のカフェーで薫り豊かな珈琲を頂きましょう～（問題山積でいつになるかは解りませんことよ）

「ワタクシの半生は……そう、タヌキとの闘いに彩られていましたの。」公爵令嬢エリザベートはそう語る。
王太子との婚約を一方的に破棄される、通称「断罪イベント」をリーガルな戦法で回避した彼女は、後に領地を賜り独立を果たした。

彼女の望みは気の合う仲間と平穏に暮らすことのみ。
DIYに釣りにキャンプにお買い物。自由で楽しき日々。

だが、数々のトラブルが、ゲームの強制力が、各種のたぬきが、なおも彼女の行く手を阻む！　
彼女は無事、悠々自適なスローライフを守り抜くことが出来るのか。そして彼女は誰かの手を取るのか。それとも取らないのか！？