概要
折れても、壊されても、使われ続ける。 それが、ぼくの“運命”でした。
※本作は連載小説になりました。
https://kakuyomu.jp/my/works/16818622173454091970
ぼくは、ただの鉄の剣でした。なのに――
勇者に拾われてから、折られて、鍛えられて、混ぜられて、また折られて。
魔王を倒したって、終わらない。
これは、ひと振りの剣が見た、「勇者という災厄」の物語です。
昔かいた擬人化作品を童話調にリライトしたものです。
原文はなろうに残してありますが、ほぼ別物です
https://kakuyomu.jp/my/works/16818622173454091970
ぼくは、ただの鉄の剣でした。なのに――
勇者に拾われてから、折られて、鍛えられて、混ぜられて、また折られて。
魔王を倒したって、終わらない。
これは、ひと振りの剣が見た、「勇者という災厄」の物語です。
昔かいた擬人化作品を童話調にリライトしたものです。
原文はなろうに残してありますが、ほぼ別物です
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!鉄の剣
このお話は、ひとふしぎな視点から描かれた、とてもユーモラスでちょっぴり切ない物語でした。主人公は、なんと“剣”。しかも、どこにでもあるような、ごく普通の鉄の剣です。
勇者といえば、勇ましくて正義の味方……そんなイメージを思い浮かべるものですが、この物語の勇者はちょっと(いや、かなり)ズレた人物でした。正義感というより「自分ルール」で突っ走り、剣を道具のように、いや、鍛冶屋に何度も持ち込んで「壊れたら修理すればいい」という雑な扱い。読んでいて何度もクスリと笑ってしまいましたが、それ以上に、剣の「ぼくはただの剣だよ~!」という心の声がとても愛おしく思えました。