珈琲はミルクと共に

完璧な人などいないのだよ。
みな、悩みながらも必死で生きているんだ。
傍に寄り添い、支えてくれる存在のなんとありがたいことか！

……そう、思わせてくれる物語です。



ミルクのように　
味わいを添え
支えてくれる人が
エドワードにも　見つかりますように。

領主館シリーズ、大望の最新作は、あの、エドワードくんのお話です。
彼、前の読み切りで、ちょっと困った、ちっちゃな暴君ぶりを発揮していたんですよ。
その後はどうなったかな？　と、気にかけていた読者は、私一人じゃないはず。

エドワードくんは、今回、ある決意を秘めて、父親と二人きりの話し合いにのぞみます。
息子の決意を聞いた、父親の反応とは。


※暴力表現がありますが、作者は容認するものではありません、と、但し書きがあります。
読む時、ビビるかもしれませんが、暴力シーンは、過去の思い出話で、凄惨なものではありません。