チラシの裏の裏には書けない

誰がどんなことを話していた
こういうことをしていた
そういった作者の身の回りで
起きたことを見て感じて
そして面白おかしく
心の中の考えが文字になる

テンポも良く読みやすい
エッセイです！

　楽しいエッセイを読みたい方に、是非！

　ノリとネタに満ちたこちらのエッセイには勢いがありますが、それは決して「荒い」と言う事ではありません。寧ろ、スマートな文章、随所で感じられる知性と知識と考察力は品格すら漂って……こんなの、面白いに決まってるじゃありませんか！

　ですが、公共の場での拝読は非推奨です。吹き出すのを堪え、笑いそうになる顔面の筋肉を落ち着かせなくてはいけない……真顔を保つの、かなりムズカシイですよ。

これは、一人の男の　呟き　である。
半ば思いつくままに、様々なテーマを縦横
無尽に、斬る。
　サブカルチャーであれ純文学であれ、
湘南の自然や風俗、それこそチラシの表に
煌びやかに蠢く有象無象を、彼独特の
視点から切り分ける。
　更に秀逸なのが、応援コメントに対する
大人の魅力溢れる　返し　だろうか。
そこに彼の心の奥行きの広さと　余裕　を
見るのだ。
　　　　　　　そして、感動する。

一見、思い付きもしないようなテーマへの
彼独自の見解であり、至極、個人的な
エッセイであるのだが、何故か気になる。
読んでいるうちに、クセになる。

しかも謎知識の共有者になってしまう。


　どうでしょう…続きを読む

このエッセイ、くすすと笑わずにはいられない、高品質な笑いがてんこ盛り。
作者さんのサブカルに対する造詣の深さにも感嘆せずにはいられません。

ちょっとした話題をこれほど、ふくらませて、我々を楽しませてくださるとは。
このエッセイ、ちょっとした心の憩いの場です。