それっぽいことを言うだけなら、それこそ誰にでもできます。
ただ、根拠となる証拠を出せ、といわれると、途端に尻込みするという人は多いのではないでしょうか。
そうなると、語っていた論調に信憑性が感じられなくなり、聞くに値しないと切り捨てられてしまうわけです。
しかしその点、本作品はしっかりとデータを取っていますので、一定の信憑性があります。
その結果、本タイトルにもあるような「76%」という具体的な数値を掲げることができているわけです。
データを取ることの重要性を感じますね。
「まずは0を脱出する」というスタートラインを掲げている方は、是非とも本作のロジックを上手く駆使してみてください。
一つ創作論を開けば、芋づる式に次々とオススメに上がる創作論。
読むたびに「今の私のままじゃダメだ」「変わらなきゃ、テンプレ通りにできなきゃ底辺だ」と、どんどん追い詰められていきました。
そんな中、貴作を開きました。
もちろん甘い言葉ではありません。数字の現実をしっかり突きつけてきます。
けれどその上で、「まず読まれるためのスタートライン」を具体的に示してくれました。
テンプレを踏みつつ、その中で生き残るためのスパイスをひとつまみ。
そして何より、「完結しました」という看板の大切さ。
読まれない作品を完結させるのは、むしろ自分の評価を下げるのでは?と不安もありましたが、「完結作を重ねることが実績になる」と知り、安心しました。
もちろん、安心したからといって評価が上がるわけではありません。
それでも、光明を見せてくださったことで、「頑張ってまず完走しよう」と決意を新たにできました。感謝します!