錬金術師のセカンドライフ

1000年前、かつてテオイア大陸を救った3人の”聖女”。そのうちの1人、エルフの錬金術師アルテは今、辺境の小さな町のそばで静かに暮らしていた。
”聖女”と呼ばれることを嫌い、かつてのように錬金術を愛せなくなった彼女のもとにある日やってきた少女。グラスと名乗る彼女は、「自分を弟子にしてほしい」と申し出てきて——。

錬金術を愛する弟子との日々や、アルテのもとに訪れる様々な出会いと出来事が、少しずつゆっくりと彼女の世界を変えていく。