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- ★★★ Excellent!!!異世界での静かな発見と少女の初めての冒険
<第1話を読んでのレビューです>
高校生の少女が、事故により異世界の森に飛ばされる序盤から、静かな緊張感と好奇心が同時に描かれている。森の描写や生き物の視線を通して、読者も少女と一緒に慎重に歩くような臨場感を感じられる。
「私は周囲を警戒しながら、暗い森の中を進んでいく。徐々に暗さに目が慣れてきて、遠くまで見通せるようになった」という文章は、少女の心理と周囲の環境が自然に重なり、緊張と安心の微妙なバランスを生む。
小屋や地下室の描写も丁寧で、錬金道具や書籍の整頓された様子、ランプの淡い光の描写が、異世界での静かな発見とスローライフの期待感を巧みに演出している。「地下はかなり広い空間にな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「ちょっと待って、あなたもこの世界の人間じゃないの?」
目覚めたのは、薄暗い森の中。
突然始まった異世界生活、アリサは光に照らされた小屋を見つけ、手探りで生活を始めることになる。
ポーションの精製に慣れてきたころ、アリサは傷ついたボクっ娘狼ナルカと、身体を実体化できる幽霊マチと出会う。
最初は1人の生活が、3人になってなごやかに。
そうしてエンチャントに挑戦したり魔法の鍛錬に明け暮れていたとき、小屋を訪れる者たちがいた。
彼女らは本来の小屋の主、エルフのアイシャを探しているという。
果たして、アイシャとは何者か。彼女は一体どこに行ってしまったのか――。
小さな小屋から始まる、小さな異世界冒険譚。
読めばきっと、あなたもこの世界に迷い込みたく…続きを読む - ★★★ Excellent!!!女子高生と人狼少女と始める異世界スローライフと思ったら思わぬ方向へ?
主人公の女子高生アリサは、車にはねられて異世界へやって来た。
そこで見つけたのは森の中にある一軒家。
そこにはだれもおらず、あったのは一冊のとある錬金術師の日記帳で、それに書いてある錬金術の使い方や周辺の様子などなど生きるために必要な知識があり、アリサは日記を読み込んでポーションを作る。
ポーションができたおかげで、怪我をした狼少女(人狼)を助けることができ、2人は仲良くなっていっしょに生活を始める。
感想:2人の少女の、手探りながらもだんだんと異世界に馴染み、素材狩りや洞窟の探検などをこなして2人間に友情が芽生える過程がとても微笑ましい。
けれど、タイトルを見ると穏やかなスローライ…続きを読む