ある女性VTuberの熱心なファンだった男性。 彼は画面の手前で彼女の栄枯盛衰を見守ってきた。 画面を跨いだ先にある情報も手に入れつつ、彼は彼女に尽くしてきた。 憧れの彼女が引退し、彼は一線を越えに向かった……・ 奇妙な親しみを覚える作品だった。 主人公がやっていることは紛れもなく犯罪まがいの行為なのだが、 彼の語り口からは分を弁えた古参のファンを想像させ、読んでいて安心を覚える。 また、アイドルであり友人であり親(子)のようにも見えるVTuberの性質を上手く示している点も特徴的だった。
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