世界観などは、
政治などの要素+
適度なロマン+
夢を見れるだけの力(武力や立場など)
といった感じでしょうか!
全体的に、
「現実的な視点を持つが、かすかな夢を持つ主人公」
といった印象を受けました。
ある程度現実的に物事を見れている方や、
政治的なラノベが好きな方まで、
幅広い方にお勧めできそうです!
まぁ政治的なラノベの中だと、細かな設定が少ない気がしますが…
ベースの世界観自体はその他作品に似ているところもあるので、
十分に楽しめると思います!
この作品の中には、
普段ラノベで違和感なく読んでしまいそうなところも、
「現地の人(その世界の人)から見ると確かにそうだよなぁ」
と思わせられる記述もあるので、
ぜひ読んでみて下さい!
㎰
42話あたりで「なるほどな」と思わせられました!
普段考えないようにしているところを考えるのも、
面白いですね。
プロット、人間像、舞台設定、社会背景などに深みを感じます。
この深み、誤字脱字の少なさ、文章力などを鑑みると更新頻度が低いのも頷けます。
息切れしないように気長に、永~く物語を続けてください。
通常の転生ファンタジーでは魔法チートオンリーが多いのですが、転生前知識を活用してのスマートなムーブ、圧倒的魔神力による無双はなかなか着眼点としてグッドだと思います。(現代知識もっと活用しろよと心中で突っ込みつつ、渇望していました)
欲を言わせてもらえば、国家間の戦争についてはGame of Thronesやハリウッド映画の中世物を参考に、ロジスティックスのリアルを追求いただけたらと。
また、主人公など少数が無双するなら、特殊部隊もの(最近ではAct of ValorやAmerican SniperやTeam6など)を参考にフィルトレート方法やフォースレコンの手法を参考になさると良いと思います。
陸戦が主体のファンタジーものでは、描写が甘いことが多く心中で突っ込みまくっていましたので、本作には期待しています。
国際関係の認識もいい線だと思います。 参考にするとしたら、「How to Get a B.A. in International Relations in 5 Minutes」というHaravard Univ. のKennedy SchoolのSTEPHEN M. WALT 先生のEssayが参考になると思います。
ご一読ください。