七色マンピー。〜悪いけど私、悪魔だから〜

異次元から僕の高校に転入して来た子がいた。
その子は偶然にも僕の席の前の席になった。
だから、すぐにその子と仲良くなった。

そして次の朝、僕は高校に通学中の電車に乗っている最中だったんだな。
そしたら電車がブレーキをかけて急停止したんだ。

頭に浮かんだのは踏切事故かなにかかと思ったんだ。
そのままじゃ窓から状況を確認することもできなかったから僕は無理やり
電車の窓から外にでた。

そしたら踏切事故じゃなくて何かが電車の走行を邪魔したみたいだ。
キョロキョロしてる僕の目に入ったのは電車の上でうごめく影・・・宙に浮く
ふたりの人物が目に入った。

「え？・・・なに？人が宙に浮いてる？・・・ありえないけど・・・」
「あんなところで何やってんだ？」

空中にはふたりの人物がいたて一人は頭の禿げた…続きを読む