概要
厳しい現実に抗う男の成長譚
三十年前、世界中に突如ダンジョンが出現した。
正体不明のそれを、魔法を駆使して踏破する者たちを探索者と呼ぶ。
探索者志望の浪人生、式見空也(しきみくうや)。彼は生まれつき魔力を扱うことが出来なかった。
三回目の探索者資格試験の不合格通知に絶望していた彼は、偶然にもダンジョン発生に巻き込まれた女子高生を助けることに。
死を覚悟するような状況の中、彼は自らの身を生贄として差し出す、起死回生の一手を打つ―。
正体不明のそれを、魔法を駆使して踏破する者たちを探索者と呼ぶ。
探索者志望の浪人生、式見空也(しきみくうや)。彼は生まれつき魔力を扱うことが出来なかった。
三回目の探索者資格試験の不合格通知に絶望していた彼は、偶然にもダンジョン発生に巻き込まれた女子高生を助けることに。
死を覚悟するような状況の中、彼は自らの身を生贄として差し出す、起死回生の一手を打つ―。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!自らを犠牲にすることを厭わない、イカれ具合が魅力的な主人公
※読み合い企画からのレビューです
小学六年生のときにダンジョン発生によって両親を失った主人公・式見空也
魔力がなく、ダンジョン探索資格試験に落ち続けていた彼だったが、突如として発生したダンジョンに女子高生が囚われてしまったと聞き、一人突入してしまう──という導入から始まる本作品は、主人公である空也が非常に魅力的だ
彼は確かに"いい人"だが、本来、死と同義の救助行動をするような人間ではない
彼が女子高生を助けに行ったのは、両親を失った悲しみや、両親を助けられなかったという強迫観念、自分と同じ境遇の人間を増やしたくないという矜持によるものだ
ただの命知らずないい人ではないことが、空也という人…続きを読む