タゲ取物語
水守 鈴
タゲ取物語
『今は昔、タゲ取のオキナという若者ありけり。魔物の群れにまじりて、皮や牙といった部位を取り、よろづのことに使いけり』
「オウナ。今帰ったぞ」
「あらあなた、お帰りなさい――その赤子はどうしたのですか?」
「魔獣に襲われていた行商人の女から、息を引き取る間際に託された子だ。名を『カグヤ』というらしい」
「他所で孕ませた女の忘れ形見ですか」
「どうしてそうなる? あと、おもむろに手にした肉切り包丁に舌を這わせるのは止めた方がいい。いろいろ危ない……というか怖い」
「あらごめんなさい。剣闘士をしていた時の癖が抜けきらなくて……フフ」
今晩用に鶏を絞めましょうと、ハイライトの消えた眼でゆらりと表に出ていく妻を視線だけで見送るオキナ。その腕の中では、身の危険を感じたのか、赤子が白目を剥いて小便を漏らしていた。
◇◇◇
『この
「いや、それはおかしい」
オキナは皮を鞣なめしていた手を止め呟いた。
「何がですか?」
カグヤに剣の稽古をつけていたオウナは、不思議そうに首を傾げた。その向こうではカグヤも同じく首を傾げている。
「成長早すぎないか?」
「成長期だからでしょう」
「それにしたっておかしくない?」
「おかしくない」
そう言い切るや、カグヤを後ろから抱きしめるオウナ。「こんなに可愛いし」と頬擦りまでする。そうしていると親子というより姉妹のようだ。
「可愛いは正義です」オウナは真顔で言い切った。
「そういうものかな……」と、オキナはなおも釈然としない様子であったが、こちらを見詰める娘の不安気な顔に気が付くと、「まぁ、それもそうだな」と二人に優しく微笑んでから、皮の鞣し作業を再開した。
「ちわーっす。お届け物です!」
とそこへ元気な男の声が耳に飛び込んでくる。オキナは自分が見て来ると手で二人を制し、声のした玄関先へと歩いて行った。
「手紙ですか」
すぐに戻って来たオキナの手には、一通の封書が握られていた。
「ああ。いよいよだ」
戻ってくるまでの間に目を通し終えていたのだろう、オキナはそう言うと妻に封書を差し出した。
「母上。それはまさかっ」
封書に目を通す母親の真剣な横顔を見ながらソワソワとしていたカグヤは、その視線が封書から自分へ向いたところで勢い込んで尋ねた。
「ええ。闘技会への招待状です」
◇◇◇
国内外から腕自慢達が集う闘技会は大盛況で幕を閉じた。
その原因はカグヤがオキナ夫婦の娘として紹介されたことにもあったが、何より誰もが息を呑むほどの美貌を持ちながら、優勝候補とみなされていた五人の屈強な男たちを、赤子の手をひねるがごとく倒し優勝したことがもっとも大きい。
「我が娘よ、よくやりましたね」
「ありがとうございます母上」
「しかしこの国には『狩ってカブトの王を絞めろ』ということわざがあります。これはかのヘラクレスオオカブトを倒せるようになるまで慢心してはならないというものです」
ヘラクレスオオカブトは昆虫族の王にして、角だけでも優に大人ほどの長さを有している超重量級の魔物だ。
「肝に銘じます。……ところで、父上の姿が見えないようですが?」
「あの人なら今ごろ玉座の間でしょう。王の使いが来て、あなたが来る少し前に出ましたから」
「国王!?」
「……?」オウナはカグヤの瞳の奥に一瞬何か不穏なものを見たような気がしたが、気のせいかとこう続けた。「恐らくあなたを妃に娶りたいといった話でしょう」
「妃……」カグヤの口端がニヤリといやらしく吊り上がる。
しかしそれもまた一瞬のことで、丁度鳴り響いた爆竹の音に気を取られていたオウナがそれに気づくことはなかった。
「ちなみにストーン、カーズ、アベーヌ、オオバン、それにイソノ達からも使いが来てましたよ」
「……? 誰でしたっけ」
「あなたが切り刻んだ優勝候補だった五人です」
「あー」そんな名前だったのかとカグヤはポムと手を打った。「弱い男に興味ありませんから」
男たちの名前など三歩歩く前には忘れていそうな辛辣さでカグヤは言った。
「もちろんそれらは丁重に『死んで来世で出直せ』と断っておきました」
「ありがとうございます」
二人はニッコリと微笑みあった。
◇◇◇
それから暫くしてオキナが持ち帰った話は、やはり王からの求婚だった。
「当然受けてきたのですよね?」
「えっ。あ、いや、父親としては娘が嫁ぐことを素直に喜べないというか……」
「そんな感傷ブタにでも食わせてしまいなさい」
「キミはちょくちょく酷いこと言うよね」
「まずはカグヤの幸せを考えて下さい。王の許に嫁げばきっと安泰でしょう」
「それはそうなんだが」
「さもないと私が嫁ぎますよ」
「何を言ってるんだ!?」
「わたしとしては、父上のように強い殿方との結婚を――母上。今のはあくまで言葉の綾というものでですねっ、だから光の失せた眼で刃物をチラつかせるは止めて下さい! ……と、とにかくですね、『国王』という国を治める立場もまた強者の証と思えば、その殿方へ嫁ぐことに何の抵抗がありましょうか」
そこでカグヤは一旦言葉を切ると、二人の手を取りこう続けた。
「それにわたしが王の許へ嫁げば、父上は爵位が頂けるのでしょう? そうなれば父上、母上の暮らしぶりも良くなるというもの。これまで育てて頂いた恩に報いることができ、わたしとしても本望です」
「お前というやつは……」
娘の台詞に感動したオキナは一度乱暴に目元を拭うと、同じく感涙に頬を濡らす妻諸ともカグヤをきつく抱きしめた。
「(た・ま・の・こ・し)」声に出すことなく、カグヤの口がうっとりと動く。
密かに思い描いていた未来がすぐそこにある。カグヤはそれまで抑えていた感情を堪え切れず満面に現した。
それは見る者をゾッとさせるほど邪悪に歪んだ笑みだったが、顔を埋める様にカグヤを抱きしめていたオキナ達がそれに気づくことはなかった。
「わたしもしょうらい『タマノコシ』にのる~」
その光景を前に、目をキラキラと輝かせながら幼い少女が父親に言う。
「その為にはいい子にして、カグヤ様のような立派な女性にならないとね」
「え~。『タマノコシ』にのりたいなら、『エライおとこのこしにのまたがるのがいちばん』っていってたよ?」
「……誰に聞いたのかな、それは?」額の隅に青筋を立てながら父親は訊いた。
「おかあさん!」無邪気に答える娘。
弾かれたように父親が振り向くと、妻の姿は人混みに紛れ、とっくの昔に見えなくなっていた。
国王とカグヤの婚姻の儀は、民衆に祝福される中滞りなく執り行われた。それはもう、幼女から婚期を逃した熟女、果ては主婦までもが羨むほどに絢爛豪華なものであった。
「フンフン♪ フフ~ン♪」
国王によって妃様に設えられた豪奢な部屋の中。そこへ運び込まれたバスタブに張られた湯の中で、一人の女が鼻歌交じりに寛いでいた。カグヤである。
「ふ~っ……」
テラスへと続く窓から覗く月をぼんやりと眺めながら大きく息を吐つく。カグヤは幼い頃――といってもほんの二ヶ月ほど前の話だが――『灰被り』と蔑まれた少女が魔女に与えられたガラスの靴で無双し、王子の心を射止めるという内容の絵本に触れて以来、密かに玉の輿に乗ることを夢見ていた。
それがついに叶ったのだからその心情はいかほどのものだろう。
思わず嬉しさのあまり狂喜乱舞ヒャッハーしても無理からぬところだろうが、生憎と傍には妃仕えのメイド達が数名控えている。突然人が変わったかの様に振舞うのは、後でどんな悪評を立てられるか分かったものではないだろう。
カグヤはそれでも思わず緩んでしまう口元を誤魔化すように、両手のひらで救った湯で顔を大げさに拭った。
◇◇◇
「パンが無ければご飯を食べればいいじゃない!」
「ぶぅ、ぶぅぶぅ」
王座の間にヒステリックな女の声が響き渡る。
「……恐れながら。『ご飯』……とは、一体どういうものでございましょう?」
「わたしが知る筈ないじゃない!」
「ぶぅぶぅっ」
女は本来ならば国王が座している筈の玉座にふんぞり返りながら、平伏する家臣の男へ吐き捨てた。家臣の男はその言葉にビクッと体を委縮させながら「申し訳ございませんっ」と更に深々と頭を下げた。
「もうよい。下がりなさいっ」
「ぶぶぅっ」
「ははっ」その言葉に、家臣はもう一度深々と頭を下げるとそそくさと逃げるように王座の間を後にした。そして退出する際に見た信じ難い光景に眩暈にも似たものを感じながら、
「あー。この国終わったな」
と光の失せた遠い目でぼそりと呟いた。
――あれから一年ほど。
この国は嘗かつてないほどの財政難に喘ぎ、度重なる増税を前に民衆の不満は爆発寸前であった。
その原因は他でもない。王妃となったカグヤの浪費に次ぐ浪費によるものである。
「まったくっ。パンを買う金が無いならもっと身を粉にして働けばいいじゃない!」
これでもかというほどに装飾過多なドレスを身に纏ったその姿に、清楚で凛々しいかった嘗ての面影は無い。カグヤは今し方家臣が出て行った扉を忌々しげに睨みつけ、手元の銀製の器に盛られたぶどうの房から一粒取ると、
「ねぇ、あなたもそう思うでしょ?」
先程から足元で四つん這いで鼻息を荒くしているブタ――もとい国王へ嫣然とした微笑みを向け、その喉元から顎先を指先でゆっくりとなぞってみせると、だらしなく開いた口内にその粒を無造作に放り込んだ。
「ぶぅ、ぶぅぶぅっ」と美味そうに咀嚼する国王。
稀代の善王とまで云われた男の姿はそこに無く、カグヤの手練手管に骨の髄まで調教された哀れな奴隷がそこにいた。
「表が騒がしいわね」
遠くに人の声の様なものが聞こえる。この最奥にある王座の間にまで聞こえてくるのだから、外は耳を覆わんばかりの事態に違いない。何事かしらと、カグヤは確認させるために人を読んだが誰も来ない。
「どうなってるのよ!」憤慨してヒステリックに叫ぶ。
その足元で「ぶぶぅっ(ワシが見てこようか)?」と豚王が鳴いたが、
「黙ってなさいこのブタめ!」
と一括されしゅんと項垂れだ。
しかたなく自ら確認しに部屋を後にするカグヤ。王座の間へと続く通路に人の姿は無い。進むにつれ大きくなる音が、明らかに人の、それも大勢の人間が何事か叫んでいるとものだと理解したカグヤは、城門付近を一望できるテラスがある場所へと向かった。
やはり誰とも出会わない。
知らず速足となっていたカグヤがテラスに到着する頃には、その大音声の内容がハッキリと判るようになっていた。
「…………」思わずドレスの裾をぎゅっと掴む。
「――なっ!?」
そして意を決したように覗き込んだその視界一杯に広がる人、人、人の海。そのいずれもが例外なく鬼のような形相を浮かべ、口々に怒号を迸らせ、怨嗟を垂れ流していた。
「…………」あまりの光景に、一歩足が後退る。
これは誰がどう見たって暴動である。ここに至るまで誰とも出会わなかったのは、恐らく暴動の鎮圧に追われているか、さもなければ自分可愛さに逃げ出したかのどちらかだろう。いずれにせよあの様子では城門が破られ暴徒達が雪崩れ込んでくるのも時間の問題だろうと思われた。
わたしも逃げなくては!
そう思い踵を返そうとした足が、しかし意に反して一歩前へ踏み出す。
とうとう門が破られた。早く逃げなくては捕らえられたら何をされるか分かったものではない。そう思えば思う程、カグヤはまるで何者かに操られてでもいるかのような動作でテラスから上半身を乗り出し、そして込み上げてくる衝動のままに叫んだ。
「見ろっ! 民衆がゴミのようだ!!」
思いっきり叫んだ。腹の底から叫んだ。そして狂ったように大笑いし出した。どうだ言ってやったぞ、という思いで一杯だった。正直自分でも意味が解らなかった。
「あそこにいたぞー!!」
その後は何とも呆気ない展開だった。
あの騒動の中でカグヤの声が聞こえた訳でもないだろうが、群衆の中から一際大きな声が上がり、あれよという間に押し寄せた者達の手によって拘束され、気が付けば自慢のドレスは剥ぎ取られた上に拘束具で体の自由を奪われていた。
「………………」
ハイライトの消えうせた眼で周囲を見るともなしに見るカグヤ。
カグヤを先頭に、捕らえられた家臣、そして国王がどこかへと連行されている。国王はこんな時でも四つん這いでいることを止めようとはぜず、さしもの怒りに満ちた群衆でさえその目に憐憫を浮かべ、こう言わずにはいれなかった。
「どんだけ調教されてんだよ!」と……。
鎖を持つ男たちの歩みが止まる。カグヤたちが連れてこられたのは城下町の中央広場であった。
「………………」
もう一度周囲を見渡す。
目の前には三台の断頭台。そして周りを隙間なく取り囲む民衆達。囚人達を見るその顔には一様に抑えきれぬ怒りに満ち満ちており、カグヤはその段になってようやく、少しずつ理解した。
――嗚呼。わたしはこんなにも多くの
一人、また一人と断頭台に消えていく。国王は最後の瞬間までブタであることを止めず、高らかに「ぶひぃぃぃっ」と鳴きながらこの世を去った。この後のち、この国においてブタが『献身的愛の象徴』となる瞬間であった。
「最後に何か言い残すことはあるか?」
そして遂にカグヤの番となった。カグヤは「そんなものないわよ」とその男に向かって吐き捨てようとして、ふとあることに思い至った。
「……父上と、母上は?」
一族郎党根絶やしにせんと息巻いていた民衆だ。それが王国で英雄視されていたとはいえ、カグヤの両親である二人をそのままにしておくとは考え難い。ひょとするともう……そんな思いが心に暗い影を落とし始めた時、男は苦虫を噛み潰したような表情でこう吐き捨てた。
「あの二人ならどこかに逃げた後だったっ」
「えっ?」俄かにカグヤの目に光が宿る。
男の話によれば、二人が暮らしていた筈の屋敷はその使用人も含めもぬけの殻で、どれだけ広範囲を探索しようとも手掛かり一つ見つけることが出来なかったらしい。
「あはははははっ」カグヤはそこで大笑いした。実に母上らしい、と。
男や、周りを取り巻く民衆がギョッと目を剥く。
「親に見捨てられたのがそんなショックだったのか?」
男がそれでも嗜虐心を浮かべて言う。
「あなたバカァ~?」
むしろ二人が生きているだろうことに喜んですらいるのにこの男は何を言っているのだろう。カグヤは最後に嫌味たっぷりにそう言ってもう一度高らかに笑った。
◇◇◇
圧縮空気の独特な音を上げながら、どこか棺にも似た真っ白なカプセルが開いていく。その内部へと目を向ければ、そこに一人の小柄な少女が仰向けに横たわっているのが見て取れた。
「…………」
少女は眠っている訳ではないようで、ボーっと正面を見ている。放心状態に近いのか起き上がる気配はない。
「お~い、神楽耶かぐやちゃぁん。起きてるぅ~?」
そこに横合いからひょっこりと別の少女が現れ、横たわっている少女のものだろう名前を呼んだ。しかし反応が無い。
「お~い」もう一度呼び掛ける。
「…………」反応無し。
「ふむ」少女はそう独り言ちると右手をワキワキ。ニヤァという少女らしからぬ厭らしい笑みを浮かべると、何の躊躇いも無く横たわる少女の胸を鷲掴みにした。
「あんッ」神楽耶の口からいい声が出た。「――じゃないわボケーッ!」
「はうあっ」
顔を真っ赤にして跳ね起きた神楽耶は、叫ぶと同時に破廉恥な友人を張り倒した。
「ちょっと結月ゆづき! 胸を鷲掴みするの止めろっていつも言ってるでしょっ?」
「ふふっ。今日もイイ一撃をありがとうぉ~」
張り倒された頬を満足そうに摩りながら恍惚とした表情を浮かべる結月と呼ばれた少女。
「もうヤダこの子……」神楽耶はどっと疲れたように溜息を吐いた。
「ところで神楽耶ちゃぁん。『VR竹取物語』はどうだったぁ~?」
「ん~? そうね……」結月の手を借りながらカプセルから立ち上がった神楽耶は、一度だけ背後のカプセル内部の装置を振り返るとこう答えた。「最後捕まって処刑されちゃった」
「はえ?」内容が衝撃的過ぎたのか、神楽耶の手をうっとりと握っていた結月は首をこてんと右に倒した。「殺された?」
「うん。ギロチンでこう」と首を手刀で切る真似をしてみせる。
「へーーーー」不意に結月の声がトーンダウンする。
「ち、ちょっと何カプセルに戻ろうとしてるのよ?」
「んー? ワタシの神楽耶ちゃんを殺やったソイツを殺しに行こうと思ってぇ……」
「いやいやっ。実際にわたしが殺された訳じゃないから。VRでの追体験だから! ――っていうかいつからあんたのものになった?」
ハイライトの消えた眼をした結月の顔に妙な既視感を抱きつつ、神楽耶は慌てて結月を止めた。ついでにツッコミも忘れない。
「それはそうなんだけどぉ~」
「と、とにかく。ほらもうこんな時間だよ。この後新しいジェラートの店寄っていくんでしょ?」
「ハッ! そうだよぉ~急がないと限定の『水餃子ミントジェラート』が無くなっちゃうぅ~!」
「美味しいのソレ?」思わず想像してしまいげんなりする神楽耶だったが、慌てて自分の手引っ張る友人の背中に小さく苦笑を漏らすと、そのままゲームセンターの『VRルーム』を後にした。
◇◇◇
それから暫くして、神楽耶が使用していたカプセルに別の利用客が現れた。早速ダイヴする物語を選択している。
「へ~、前に使った人『タゲ取物語』なんて選んだんだ。もの好きもいたもんね」
~END~
タゲ取物語 水守 鈴 @R-Fushimi
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