第11話 RC Fでラリー参戦――高校生ラリードライバー・亜美の新たな挑戦
雨上がりの曇天が、工業高校の駐車場を薄暗く染めていた。高槻亜実は、ブローしたままのフィットRSを眺めながら肩を落としている。
ラリー部の部員たちも一緒に整備を試みてはいたが、部の財政難によって部品の調達すらままならない。急ぎで買う予算はないし、スポンサーも今は難しい状況。
「このままじゃ、私、ラリーに出られないな……」
亜実は弱々しく呟く。さっき顧問の佐伯から“次のローカルラリーに出てもいい”との話があったが、肝心のマシンが走れなければ意味がない。もう締切も近いし諦めるしかないか——そんな絶望感が胸を締め付けていた。
一方、その日の放課後、顧問の佐伯はラリー部の部室で、教育委員会委員長であり、ラリークロス界隈で名の知れた円城寺潤と顔を合わせていた。
ラリークロスで亜実に敗れたあと、円城寺はラリー部との溝を埋めるように頻繁に訪れるようになった。本人は「ただの様子見だ」と言うが、内心ではどこかラリーへの未練や、亜実への関心を抱いているのだと佐伯は感じている。
「そうか……フィットRS、まだ直せないのか」
円城寺は部室のソファに腰を下ろし、少し呆れつつ残念そうに言葉を漏らす。
佐伯は苦笑いで応じる。「ええ、壊れたピストンと傷ついたシリンダーブロックを修復するにも資金が必要で。少なくとも一ヶ月は無理でしょう。コア部品を探してるけど、予算が……」
「なるほど。それじゃあ、亜実は次のローカルラリーには出られない?」
佐伯はうなずき、「そりゃそうです。代わりの車もちょうど修理していて走れるのがないですから……」とため息を吐く。
すると、円城寺は何か考え込むように目を伏せ、「——だったら、私のRC Fを使えばいい」と言い放った。
「は、はい? RC Fって……あの、ラリークロスで乗ってるFRクーペですよね。レクサスの高級クーペ……」
「そう。もともと私がラリークロス用にセットアップしてる。ラリーに出るには手続きが要るが、車検や装備を整えれば間に合うだろう。どうせ、ここにはラリーカーなんて無いんだから、FRだろうが何だろうが走れる車があるだけマシだろう?」
佐伯は驚きを隠せない。
「そ、そりゃあ助かりますけど……FRのRC Fは、ぶっちゃけラリーで乗るには難しいですよ? 特に亜実はFFしかほとんど経験ないし、4WDですらないFRでラリー参戦って……」
円城寺は頷きつつ、冷静に続ける。
「あの子にもっと経験を積ませたいんだ。あえて運転しにくいRC Fでダートを走ることで、今後のためにもなる。どうせフィットRSが直らないなら、ゼロよりマシだろう?」
言い方こそ棘があるが、佐伯は(円城寺なりに亜実を気遣っているのか……)と感じ取る。やはりラリー部廃部を撤回したあたりから、円城寺の様子がどこか変わり始めている。
「では、車を貸すだけですか? 亜実は免許を持ってないし、公道を走るラリーではリエゾン区間はどうします?」
円城寺は少し考えて、「コ・ドライバーは私がやる。公道区間は私が運転すればいい。スペシャルステージはダートで閉鎖だから、亜実が運転できるだろう。高校生が免許なくても可能な手続きは、こっちでなんとかする」
佐伯は目を見張る。
「あなたが……コ・ドライバー? でも円城寺さんはラリーはやったことは……」
「私は多少はラリーをかじったことはある。まあ、WRCにもそんな先例はあるしな。コ・ドライバーぐらいは……いや、やる価値はあるかもしれない。私自身、あの子ともう少し走ってみたい気がしてるし……」
翌日、佐伯はラリー部の皆を集め、「円城寺さんがRC Fを貸してくれると言っている。ローカルラリーに出るなら、この車を使うしかない。どうだ?」と切り出す。
部員たちは「レクサスRC Fって……ダート向きじゃないし、FRだし、めちゃくちゃ運転難しそう」と困惑の声。「あの大排気量クーペを亜実が扱えるのか?」と疑念が渦巻く。
亜実は黙り込む。確かにフィットRSが動かない以上、出場は諦めるしかないと思っていた。その代案がRC Fというのは、想像以上に突拍子もない話だ。「私、本当に運転できるんでしょうか……?」と不安が頭をよぎる。
そこへ円城寺が現れる。部員の前で「私はコ・ドライバーをやるつもりだ。公道での移動区間は私が運転する。SSは君がやればいい。……走ってみるか?」と促す。
亜実は一瞬、円城寺の顔を探る。かつてラリークロスでぶつかった相手でもあるし、4WDでもないFR車というリスクも高い……でも、ラリーに出たい気持ちは強い。
「やります……! ダメもとでも、やっぱり走りたい。せっかく貸していただけるなら……」と答える。
円城寺は短く頷き、「決まりだな。私はラリーはあまり好きではないが、しかし、君に協力する意味はありそうだ」と抑揚のない声で言い、踵を返す。
ラリーまで時間がないため、亜実と円城寺はさっそくダートコースへ足を運んだ。部員数名と顧問の佐伯も同行し、RC Fのセットアップを最終確認する。FRの大排気量スポーツクーペでダートを走るという“異形の光景”が広がる。
円城寺はダート用にチューンナップし、最低限のラリー装備を施したRC Fの横で、「じゃあ、運転してみろ。ぶっつけ本番でラリーに行くより先に慣れたほうがいい」と声をかける。
亜実は緊張した面持ちでステアリングを握る。「こんな重くてパワーのある車、私……」と尻込みしかけるが、部員たちが「頑張れ、亜実!」「フィットRSを操れるんだから大丈夫!」と激励する。
しかし最初の周、案の定、亜実は連続スピンを喫する。コーナーに入るたびにリアが横へ吹き飛び、RC Fが砂利を舞い上げてクルクル回ってしまう。亜実は「ひゃあっ!」と悲鳴を上げながら必死でハンドルを回すが、FR特有の後輪のトラクションを把握しきれないのだ。
「あー、こりゃ難しいね……やっぱりFRとFFは全然違う……」
「無理だよ、これ……」
部員たちも呆れ顔。しかし、亜実は懲りずに何度もトライする。アクセルオフとステアのタイミングを微調整し、徐々に慣れ始めるが、それでも1周をノーミスで走り切れない。
「やっぱり、ダートでFRを操るのは……こんなに大変なんですね」
テスト走行を終え、一度ピットへ戻った亜実が息を切らしながら呟く。気づけば砂埃まみれで、笑うしかない。「全然制御できない……こんなんでラリーなんて……」と不安が押し寄せる。
すると、円城寺が「見てろ」とヘルメットを被り、運転席に移る。助手席に座った亜美は驚いた。彼の駆るRC Fは同じコースを回るのに、まるでD1グランプリのような豪快なドリフトで、かつ安定したスピードを維持している。コーナーごとに絶妙なアクセルワークを披露し、誰もが目を奪われる華麗さ。
「う、嘘……同じ車で、こんな違うの?」
亜実は心底驚く。円城寺が戻ってくると、ダートが苦手とは思えないレベルでスムーズな走りだったことを皆に認めさせる。「やはり……ラリークロスで戦った人は凄い……」と部員たちが口々に言い、亜実も改めて(この人、本当に上手いんだ……)と心を動かされる。
円城寺は降車し、無表情で一言。「こういう車なんだ。FRはタイヤを滑らせすぎてもダメだし、砂地でパワーを掛けすぎるとスピンする。アクセルを刻むんだよ、一瞬一瞬、繊細にね」
亜実はうなずき、「わかりました。私も……もう少し練習します!」と決意を新たにする。自信はないが、諦めるわけにはいかない。フィットRSでは得られない新たな技術を学ぶ機会だと感じていた。
そしてついに、ローカルラリー当日がやってくる。開催地は林道を一部封鎖した半ダート・半ターマックのコースで、いくつかのスペシャルステージ(SS)を連日走る形式。
メカニック担当の部員や、佐伯などのサポートを最低限連れて来られたが、資金がないため大掛かりなサービス体制は望めない。
「……さて、いよいよスタートだが……大丈夫か?」
円城寺がSS1のスタートライン近くで話しかける。亜実はヘルメットのベルトをきゅっと締め、「はい、やるだけやってみます。……だけど……」と少し怖気づいた笑みを浮かべる。
「何が不安? 車検やら手続きはこっちで用意した。あとは君が走るだけだ」
「その……やっぱりダートで何度もスピンしたから、心配で。でも頑張ります。このマシンで完走してみせる……!」
円城寺は少し視線を落としつつ、「完走だけじゃつまらないだろう。せっかくならいいタイムを出してくれ……。俺としてもラリー嫌いなんだが、何かがまだ心に残ってるからね……」とぼそりと呟く。
SS1へ向かうリエゾン(公道移動区間)はコ・ドライバーである円城寺が運転する。亜実はナビシートに座り、ペースノート的な資料を持っているが、公道ではそこまで急ぐ必要もなく、ゆったりしたペースだ。
その移動の中で、亜実は何気なく「円城寺さんって、昔からラリークロスされてたんですか?」と尋ねる。すると彼はしばらく沈黙し、「……実は、かつてWRCに挑んだことがある」と口を開く。
「WRC!? 世界ラリー選手権に……円城寺さんがドライバーとして?」
「そうだ。若い頃、海外へ行って……でも全然通用しなかった。資金も足りなかったし、実力も不足してた。結局、挫折して日本に帰ってきたんだよ。」
円城寺は苦い笑みを浮かべる。「それ以来、ラリーに嫌悪感を持つようになった。もう、ランエボやWRXのようなラリーマシンを見るのすら嫌だった。だから、ダートでもあえてFRに乗り、4WDに勝ってやると思った……RC Fは、そんな歪んだ意地さ」
亜実は驚きと同情の入り混じったまなざしを向ける。「そうだったんですか……でも、それでFRを乗りこなしてあんなに速いなんて、本当に凄いことだと思います。嫌いと言ってるけど、やっぱりラリーが好きなんじゃ……」
円城寺は苦々しく舌を打つ。「……お前はすぐにそう言うな。本当に嫌いなんだ。あの時の屈辱は忘れられない……」しかし、彼の言葉は少し震えていた。
やがてSS1のスタート地点へ到着。ここでドライバーとコ・ドライバーが交代し、亜実が運転席へ。円城寺がナビ席に座る形になる。初めての“逆”役割に、円城寺は少し困惑気味だがやるしかない。
「OK、SS1スタートだ。……それなりにペースノート読むが、期待しないでくれ。俺は素人みたいなもんだ」
亜実は「大丈夫です。アクセルやブレーキは私がしっかりやりますから……」と気合を入れ、スタートフラッグを睨む。フラッグが振り下ろされ、一気にアクセルオン。RC FのV8が唸り、リアが砂利を掻く。
最初のコーナーで、車はややオーバーステア気味に流れる。亜実は必死にステアを切り、アクセルを緩めたり踏み直したり——以前の練習で何度もスピンした感覚が頭を掠めるが、なんとか耐える。
「シッ、慎重に、アクセル細かく刻むんだ!」
隣で円城寺が珍しくアドバイスを飛ばす。彼がペースノートを読みながら、「次、右3……」「ここ、短い直線のあとタイトな左4だ」と不慣れながらも指示を出す。
亜実はハンドルを握り、「はい……わかりました!」と答えると同時にコーナーへ突入。車は少しケツを振るが、先日のダートコースでのテストよりはコントロールできている。「大丈夫、私は乗りこなせる……!」と自分に言い聞かせる。
SS1のコースは荒れた砂利が多く、RC Fの重量が仇になるシーンもある。特に登りのヘアピンで立ち上がりが弱く、4WD勢が後ろから迫ってくる。しかし、下りではブレーキを遅らせれば十分に速く、タイムロスを最小限に抑えられる。
隣で円城寺がカーブの度に「今、減速しすぎだ」「もっと踏め!」と小声で叱咤してくるが、亜実は「危ないですよ!」と返す。ギリギリのラインを攻めきれず、初SSはまあまあのタイムで終わることに。
フィニッシュ後、RC Fを停めて、亜実はハンドルから手を離し、息を吐く。
「うぅ……難しい。FRの加減が……。すみません、もっと速く走れるんですかね……」
円城寺はナビ席でシートベルトを外し、「まあ、初めてだろう。あれだけ走れれば十分。俺だって昔、FRをダートで乗りこなすのに時間がかかった」と呟く。なんとなく優しい響きが混じり、亜実は「円城寺さん……」と目を見開く。
SS2、SS3……と走りを重ねるうちに、亜実は少しずつRC Fの操り方を理解し始める。ダート区間では細かいアクセルコントロールをし、ターマック区間では大胆にパワーを使える。円城寺のペースノートも、いまだぎこちないが、ダートコースでの経験を活かしたアドバイスが的確に感じられる。
円城寺はかつて自分がWRCを挫折したことを思い出しつつ、心底嫌がっていたラリーのナビをやっている自分が不思議に思える。「ふん……なんでこんなことをしてるんだ、俺は……」と独白しつつ、どこか充実感があるのも否めない。
亜実はコーナーごとに円城寺をチラ見して、「どうでしょう?」と問いかけることもある。そのたび、彼は渋い顔をしながら「悪くない」と答える。
(この子、短時間でこれほど成長するのか……なぜこんなに適応力がある?)——円城寺は驚きと共に、ラリーに潜む魔力を再度感じていた。嫌いだと叫んでいたはずなのに、このダート走行の緊迫感や、車を限界でコントロールする快感が、どこか懐かしく、懐かしすぎて胸が苦しい。
ローカルラリー最終日、ナイトステージのタイトな林道区間が組まれている。RC Fはスポットランプを点けて真っ暗闇の道を進む。
車内は不気味に静かだが、エンジン音だけが響く。亜実がハンドルを握り、円城寺がライトを頼りにペースノートを読み上げる。その合間にふと彼が声を落とす。「……WRCってのは、もっと厳しかったよ。夜の林道なんて、一度ミスれば崖へ落ちるとかね。俺はそこで何度も失敗して、海外勢に笑われた……」
亜実はハッとして聞き返す。「笑われた……? どういう……」
「いや、ミス多発でリタイア続出。資金が尽きて撤退する頃には周囲の連中から鼻で笑われたんだ。日本から来て大言壮語してたくせに……ってね。あれ以来、ラリーなんて馬鹿らしいと思った。それが……なぜ俺は今、コ・ドライバーなんかやってるんだろうな」
声が寂しげだった。SS中の闇をヘッドライトが切り裂く中、亜実は息を詰め、「円城寺さんは……本当は、ラリーに未練があるんですね」と言おうとしたが、やめる。集中すべきなのは道だ。
最終SSを終えてフィニッシュを迎えた頃、チームは総合順位で中位あたりを確保する。RC Fで初参戦にしては上出来だし、何より完走できたのが大きい。
ゴール後、亜実は車から降りて、「はぁ……やっと終わった……すごい疲れたけど、楽しかった!」と晴れやかな笑み。円城寺は助手席から降り、背筋を伸ばしながら「まあ、お前の走りにしては頑張ったんじゃないか……」と低い声で言う。しかし表情には、どこか達成感が滲んでいる。
「円城寺さん、コ・ドライバーありがとうございました。私、RC Fを壊さずに済んで……まだまだ課題多いけど、うれしい!」と亜実が笑う。円城寺は目を逸らして「別に……」と返すが、耳が赤くなっている。
ラリーを終え、夜遅くに解散。トランスポーターにRC Fを載せ、円城寺とラリー部員が別々の道を行く。
その帰り道、円城寺は助手席で佐伯に送ってもらっている。佐伯が「正直言いますが、あなたがコ・ドライバーやるなんて驚きました。ラリー嫌いと仰ってたのに……」と笑う。
円城寺は窓の外を見つめ、「俺自身も謎だよ。……でも
佐伯は穏やかに頷く。
「きっと、あなたはもう一度ラリーに向き合う時が来るのでは? 今は嫌いと言いながらも、コ・ドライバーまで務めたんだから……そう遠くないですよ、次のステップは」
円城寺は返事せず、ただ闇夜の街灯を目で追う。その心には、奇妙な“希望”と再び疼く“痛み”が共存している。
深夜、自宅のベッドで眠りについた円城寺は、再びあの奇妙な夢に入り込む。
サービスパークの光景が広がり、そこに“もう一人の円城寺”がいて、チームジャケットを羽織り、メカニックを指示している。
「お前、また来たんだな……」と向こうの円城寺が笑う。「ラリー嫌いって言ってたくせに、どうだ? 亜実とRC Fで完走してみて、少しは気分が変わったか?」
現実の円城寺は苦々しい表情。「わからない……まだ俺はラリーを好きになる資格があるのか……」
視線を移すと、亜実が本格的なラリーカーを駆り、WRCに挑んでいるらしい。エンジンの轟音が響き、海外のメディアが「若き日本人女性ドライバー、驚異のタイム!」と騒ぎ立てる。夢なのにリアルすぎて息苦しい。
もう一人の自分が「お前も一緒に世界へ行こう。なあ、ラリーに戻ればいいじゃないか……」と低く囁く。その誘惑に揺れる心——嫌悪とは裏腹に、胸の奥で火が点きかけている。
朝方、円城寺は悪夢とも夢ともつかないビジョンから目覚め、(亜実がWRCで活躍する姿を見た……俺は監督になって彼女を支えていた……)という不可思議な余韻に包まれる。
しかし、今や嫌悪の強度は薄れ、むしろ心がザワザワと躍るのを感じる。(あの子と走れば、俺の挫折は乗り越えられるのか?)——そんな甘い幻想を抱いてしまうのかもしれない。
だが、まだその決断を下すには早い。RC Fで一度ローカルラリーを走っただけで、過去の傷が完全に癒えるわけではない。
円城寺はベッドから起き上がり、カーテンを開く。 光が眩しいが、昨日までの重苦しさとは違って見える。遠く、LFAがガレージで寝ている姿を見て、「俺もまた、走りたいのか……?」と問いかける。
“財政難のラリー部に、RC Fを貸したのは彼の歪んだ優しさか、再生への一歩か。” そんな思いが頭をよぎる。最初は嫌がらせや挑発の一環だったかもしれないが、今はむしろ「もっと亜実の才能を伸ばしたい」と思い始めている。
こうして、円城寺潤はまた新たな分岐点に立たされる。 ラリーを憎みながらもラリーへ導かれる運命——その道は、一度挫折した男にどんな未来を開くのか。
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スパーク・ラリーガール!――女子高校生ラリーガールの挑戦 松本 響介 @k-matumoto
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