始点に帰るうつろトンネル
長月瓦礫
始点に帰るうつろトンネル
すべてが闇が飲み込まれている。
ぽつぽつとわずかに道路を照らす街灯は、どこか心もとない。
まっすぐ前を向くと、山が大きな口を開けている。
トンネルに明かりはなく、ずっと闇が続いている。
私を向こうの世界にいざなっている。
時折吹く風はぬるく、肌をゆっくりと撫でていく。
かすかにざわめく木々は、根拠のない噂を確かめに来た私を笑っているのか。
いや、考えすぎだ。心霊スポットなんていくらでもあるじゃないか。
こんなトンネルだって、誰かが考えた作り話でしかない。
ある日ある時、オカルト掲示板にこんな話が投稿された。
最終バスを寝過ごした投稿者は見知らぬ地へたどり着いた。
終点から歩いているうちにとあるトンネルを見つけ、その先に行った後、掲示板の更新が途絶えた。
トンネルの看板には『うつろ』とだけ書かれてあった。
投稿者は終点から道路を歩き続け、このトンネルについた。
明かり一つない、大きなトンネルだった。
私も同じだ。
最終バスを乗り過ごし、道路を戻っていくうちにここについた。
『うつろ』と書かれた看板のトンネルにたどり着いた。
ここが例の掲示板にあるトンネルでまちがいないようだ。
トンネルに入った後、その人がどうなったか誰も知らない。
一つの都市伝説として語り継がれている。
たどり着いてしまったなら、確かめるしかない。
誰もやらないなら、私がやるしかない。
今更、帰るわけにもいかないのだ。
私はスマホのライトを片手に、無言で進む。
これがなければ、足元もロクに見えない。
後ろを振り返ると、入り口が見える。
たまに見ないと、前後の感覚が狂ってしまう。
まっすぐ歩いているだけなのに、出口が一向に見えない。
払はスマ木のライ土を片手に、無呈で進む。
壊中雷灯がなければ、足元も口久に貝之ない。
後るを振り返ろと、人りロが貝える。
たまに貝ないと、前後の惑覚が狂ってしまう。
まっすぐ歩いていろだけなのに、出ロがー向に貝えない。
半分<らいまで歩いただろうか。
いりぐちは小さ<なっているのに、出ロがー向に貝えない。
ずっと闇が続いている。
掲ホ枚のとおりだ。
トソネルがずっと続いている。
どねだけ歩いても出ロが貝えない。
しかし、今更帰るわけにもいかない。
払はス々木の今イ土を片手に、無呈で進む。
壊中雷灯がなけねば、足充も口久に貝之ない。
後るを辰り返ろと、人りロが貝えろ。
たまに貝ないと、前後の惑覚が狂ってしまう。
まっす<゛歩いていろだけなのに、出ロがー向に貝之ない。
払はス々木の今イ土繧堤援謇九↓、無呈で進む。
壊中雷轣ッ縺後↑けねば、足充も口久に貝之ない。
後るを辰り返ろと、莠コ繧翫Οが貝えろ。
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払は歩き疲ねて、膝かち崩ね落さた。
繧ケ々木には、ド口ド口になった払がいた。
始点に帰るうつろトンネル 長月瓦礫 @debrisbottle00
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