概要
とある王国で呪われた首飾りの呪いを解く聖女を探しています
とある王国のとある王様は大変困っていた。
国宝に青い涙の形の宝石がついた首飾りがある。厳重に宝物庫で守られていた首飾りが、ある日突然呪われてしまったのだ。首飾りは代々王家の人間が結婚するときに花嫁がつける装飾品だ。それが見るからに禍々しい闇で覆われていた。
王子に婚約者はいないものの、そろそろ結婚してもいい年ごろ。それでなくとも、呪われた国宝をそのままにしておくわけにはいかない。
王様は家来の魔術師に命令する。闇を払え、と。
しかし、首飾りを見た魔術師は言う。これは魔法では解くことの出来ない呪い。おそらく一介の司祭でも解くことは出来ないだろう。解くことが出来るのはおそらく伝説の聖女だけに違いない。予言によれば、聖女はすでにこの世に生まれているそうだが……。
しかし、聖女に明確な心
国宝に青い涙の形の宝石がついた首飾りがある。厳重に宝物庫で守られていた首飾りが、ある日突然呪われてしまったのだ。首飾りは代々王家の人間が結婚するときに花嫁がつける装飾品だ。それが見るからに禍々しい闇で覆われていた。
王子に婚約者はいないものの、そろそろ結婚してもいい年ごろ。それでなくとも、呪われた国宝をそのままにしておくわけにはいかない。
王様は家来の魔術師に命令する。闇を払え、と。
しかし、首飾りを見た魔術師は言う。これは魔法では解くことの出来ない呪い。おそらく一介の司祭でも解くことは出来ないだろう。解くことが出来るのはおそらく伝説の聖女だけに違いない。予言によれば、聖女はすでにこの世に生まれているそうだが……。
しかし、聖女に明確な心
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