表現力がとても素敵です。直接的な書き方はしていないのに空気感が届いてきます。地の文を読むのが楽しい作品です。
あずま ももです。 猫2匹飼ってます。犬も好きです。 苦難を乗り越えて絆が強くなる恋愛ものが大好物です。
2人の感情が良く描かれていて、素敵な純文学でした
行間に隠れる、小さな音、匂い。それを描くことが出来る作者様がうらやましく、そして敬服いたします。タイトルも言葉の使い方も、どれをとってもお洒落でかっこよくて、センスがありすぎます!!
一言で言うなら時代背景と心理描写が秀逸な作品です。時は大正―― 思いを通わせる手段は手紙――娯楽、ファッション、生活様式、見合い結婚が一般的なことも含め、時代背景一端を担う地の文が街を行き交…続きを読む
恋心はたったひとつ。詫びは千たびも。どういう事か。それは、主人公女性、千尋の、揺れる思い。大正時代、女学生である千尋は、慎ましい女性だ。家の書生から、ある日、買い物につきあってほしい、と、…続きを読む
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