動物愛され系ヒロイン爆誕! でも異世界なので『動物』も異世界仕様です!

 序盤からとにかく想像力を刺激されまくって、色々なイメージで頭がいっぱいになる作品です。

 現世での命を終え、異世界に転生してしまった美琴。彼女はミコという名前で生活していたが、そこの暮らしは不遇なものだった。
 しかし、彼女にはある特性があった。美琴という人間に生まれ変わる前、彼女は十五種類もの様々な動物・昆虫・植物(それと怪異)に転生していた経験・記憶があったのだった。

 そんな彼女の持つ数奇な経験は、異世界でもいかんなく発揮される。
 なんと、彼女の前世とゆかりのある『動物たち』が何かと力を貸し、成り上がるために協力してくれるという。

 だが、忘れてはならない! そこが異世界であることを!

 もちろん、そこに住んでいる動物たちも『異世界仕様』となっています。つまり、『モンスター』であるということ。

 『セミ』、『アフリカオオコノハズク』、『フンコロガシ』、『カモノハシ』、『チンアナゴ』、『ショクダイオオコンニャク』、『シデムシ』、『アルマジロ』、『ハリガネムシ』、『ハシビロコウ』、『タツノオトシゴ』、『コウモリ』、『ハエトリグサ』、『市松人形』

 それが異世界において、一体どんな姿で、どんな活躍を見せてくれるのか。

 『ハエトリグサ』に関しては、『ドラクエ』とか『南国少年パ〇ワくん』とかに出てきたような記憶があるし、コウモリは某『悪魔城』でベルモント一族がしょっちゅう鞭でぶったたいてた奴らがいたな、とか様々な記憶が刺激されました。
 ハリガネムシとかどんななんだろう。どういう邪悪な存在になってしまうんだろう。オオコンニャクは? いや、市松人形とかは一体……。

 考え出すともう、楽しいこと楽しいこと。
 これから何を見せてくれるのか。もう目が離せません!!