編集済
真実の魂への応援コメント
"傍に屈み込んだ"
"肩にただ手を置いた"
"とめどなく、床に滴が落ちる"
"一本にまとめられた金髪が、揺れて乱れる"
"彼の背に置いたままの手を、俺はふたたび動かし始めた。できるかぎり優しく、背骨に沿って撫で"
"白い指先が涙を拭い、そしてふたたび俺の肩に置かれた"
"彼の白く細い手を取り、強く握り締める。すると不意に、口調がやわらかくなった"
心の動きがやはり良いですね……
"かけるべき言葉を見つけられず〜独白は続いていた。血を吐くような痛々しい声だった"
なるほど……あなた様の中では、"た"によって韻律が作られているのですね。こちらも、それに合わせたリズムに変えて読んでみました。大きく間を作って読ませる、または読むことで人物の心、作中の時間の進みをコントロールしていらっしゃるのですね。一般的な読者にこの間を体験させるのは、多少の工夫が必要そうですね。私は好きです。
"俺たちは、ただ互いの手を重ねあった。
ひとかたまりの彫像になったように、じっと、動かなかった"
レトリックが良いです。その在り様と絆が重ねられていて、とても好みです。
この批評を通して、有意義な時間を過ごすことができました。批評とは自分にもフィードバックができる行為。私にとって多くの学びがありました。
文の韻律に関して。
"〜した"〜する"という語尾のコントロールは議論の余地があるとして、文中は母音が分散しており、全体を通して読み心地の良いものとなっています。日本語の助詞は多用すると語感が悪くなりがちです。その助詞の読みづらさがしっかりと避けられていました。また、商業作品を読んでいても私は、常に心地の良い言い方に変換しています。単語だけでなく文章そのものも作り替えて読むのですが、それがほとんどなくここまで楽しむことができました。
ラノベ文化から見るわかりやすさとエンタメ性について。
ラノベ文化を基盤としたウェブ小説は、読者に考えさせないこと、違和感の排除が重要視されています。この基準からあなた様の作品を論じることとは、設計、規格から異なるという理由で不適当でしょう。狭い道が多い日本で、大きなアメリカ車の力強さを説くことと同じです。規格と設計、思想などは、意図がその意図通りに機能しているか検証するのが要になります。
私の観測範囲では、あなた様の意図する通りに機能していると結論を出すことになりました。読者へのわかりやすさ(人物がどう思っているのか)も重視しつつ、没入感、共感性もおろそかにしないバランス感覚があると、作品に浸りながら感じていました。
ここからは完全に私好みの、エンタメ性とは全く重ならない範囲の話になってきます。
主に、作中では王の乱心と言い換えられるような状況について、と、全ての言葉は比喩にしか過ぎない、ということの2つです。
いつか、"その状況に生まれてそうあるなら自分は必ずそうしている"というところまで、人間に踏み込んでみてください。一般的に、"悪人にも暗い過去が"という片付けられ方がされますが、"悪人""暗い"というのは、ある定まった基準から説明されているたとえです。エンタメに挑むのであれば些末なことですが、人に挑む時、何をもってそう言うのか、言えるのかという、壁にぶつかることだと思います。(具体的な例ですが、私には、王の乱心が、帰属意識と仲間意識の低下に見えています。全ての拙作では、これが表出しませんが、この乱心が起きないように、宗教や道徳、ことわざや慣用句レベルで対策がなされています)
それに関連して、全ての言葉は比喩に過ぎないということです。この感覚は、ざっと調べた限り、ニーチェやウィトゲンシュタイン、デリダやソシュールという人物がある程度言及しているようです。
このように、人へ伝えるために名前の付いたものを利用することは効果的です。しかし、それが本質ではないということに注意が必要です。名前がつけられたからといって、その理論や技術に本質があるわけではありません。あくまで比喩に過ぎません。では何が意味や本質を決めるのかというと、人の認知と、人と人の関係性です。創作は自分との戦い、自分の好きを追求すること、と言われますが、自分以外の関係を無視している時点で、それは言葉の意味を失った独り言になります。"こんにちは""ありがとう""ごめんなさい"とは、他者があって成立する存在です。もし人に挑むことがあれば、法律や規範、基準の関係ももとに、これらのことを思い出してみてくださいね。
長くなってしまいましたが、このご縁は私にとって非常に嬉しいものであり、おかげさまで物語と読者との向き合い方に新たな視点を得ることができました。
末筆ながら、心からのお礼申し上げます。
作者からの返信
返信が大変に遅くなってしまい申し訳ございませんでした。ここまでのご批評、誠にありがとうございました!
文の韻律に関して:
「た」の脚韻については、たまにやりたくなる時があります。通常はやらないのですが、稀に文の進行を「滑らかにしたくない」局面があり、そこで「た」が連続することがあるようです。
今回ご指摘の部分はその典型例ですね。当惑と激情の発露部分なので、ある種の引っかかりが欲しかったのだと思います。
ただこういったポイントについても、従来は無意識にやっていた部分なので、ご指摘いただいて光を当てられたように思います。ありがとうございます。
そして助詞の使い方等についてもお褒めありがとうございます。これまでは感覚的にやっていた部分ですが、選択に根拠が与えられるようになれば、より効果的に使うこともできそうです。
ラノベ文化から見るわかりやすさとエンタメ性について:
本作は「ライト文芸」分野をターゲットとして想定しています。わかりやすさも担保しつつ、ラノベよりはやや複雑な内容も扱う分野ですが、ご指摘のバランス感覚は、そこを目指すには有効に機能しそうです。
作中では王の乱心と言い換えられるような状況について:
晩年のヴィクトールに歯止めがきかなかったのは、彼が「秩序の再構築者」であったことが多分に影響している、と私としては考えています。従来の貴族合議制を廃し、中央集権的な体制をほぼひとりで作り上げた傑物なのですが、新秩序を自力で構築してしまったがゆえに、自作の秩序では自分自身を止めることができなかったのだ……と想定しています。
古来、英邁だった支配者が晩年に崩れることは多々ありますが、どうしてそうなるのか……は深掘りすると興味深いテーマであるように思います。
全ての言葉は比喩にしか過ぎない:
こちら、小さな例に関してはしばしば感じていることです(ひとつの例えが、受け手によってまったく異なる受け取り方をされるケースはよく経験しています)
比喩でしかないゆえに、事物のどの側面を切り取るかで、言葉が伝えうるものは大きく変化するとは思っていますが、追いかけるにはとても大きな課題でもありますね……。
あらためまして、このたびは長きにわたるご批評ありがとうございました。私としても非常に得るところが大きかったです。
そして、こちらからのフィードバックが延び延びになっていて大変申し訳ございません。近日中に……と言い続けてもう相当な日数が経ってしまっておりますが、どうにか時間を見つけてお届け予定ですので、気長にお待ちいただければ幸いです。
編集済
予言の子への応援コメント
"王に権威と力とを与える存在が選択を誤れば、王家の、ひいては王国の崩壊に直結する"
その通りですね。論理構造や思考法などにもそれが当てはまります……脱線してしまいましたね。これも、拙作が挑んでいることです
"青い目は大きく見開かれ、脂汗が額に滲んでいる。固まった視線が、書簡の続きの部分に釘付けになっている"
非常に良いです。外国人がこの部分を、ダイナミクスがある、と表現するところを目にしてきました。
"私は第一に「守るべきものを守り抜く」覚悟だと考えている"
定義ですね。これを否定するのは、論理のあり方に不勉強か、ホッブズのリヴァイアサン的万人闘争の実践です
"彼らでも国を率いてゆける体制を、私は既に整えた"
この一文を導くために、どれほどの具体から抽象化を行わなければならないのか、厚みを感じております
'長幼の序はたやすく崩壊する。かの巫女の「すべてを崩し去る」との予言も、現実味を帯びるであろう』"
観点の違いですか。私はこれに挑んでおります。水の別称をご存知でしょうか。その意図と由来を知っている人が少なからずおりまして、ジハイドロゲンモノオキサイドと言い換えられることがあります。あなた様は、どちらでいらっしゃるのでしょうか
"石を彫りうる鑿のみと槌つちがある"
"誰も、持たぬ道具を振るうことはできないのだ"
やはりこのようなレトリックと象徴性は好きです。文字の世界で神のように振る舞うことができます。全てに意図を与えることができるためです
やはり、攻撃に晒されていたのですね。怒り、攻撃性の抑制が難しい人物は子供時代の逆境、負債が常に付き纏います。神経科学の観点から、そうです。意図してない場合でも、意図した場合でも、とてつもなく良く、人を表せています。やはり、人物描写に関してはピカイチです
作者からの返信
このたびも批評ありがとうございます。
本エピソードは、人間関係的に作中の大きな山場ですが、ここについてお気に召した箇所がいくつもあったようで嬉しく思っております。
> 水の別称をご存知でしょうか。その意図と由来を知っている人が少なからずおりまして、ジハイドロゲンモノオキサイドと言い換えられることがあります。あなた様は、どちらでいらっしゃるのでしょうか
個人的には、長いカタカナを用いるよりもH2Oと表記する方を好みます。より簡潔で、表すものが明瞭なので。
「水」と呼ぶと、その物質は古来から積み重ねられてきた無数の文脈をまとうように思われますし、「H2O」と呼んだ場合は、文化的な文脈が削ぎ落とされ、純粋に物質的な性質のみが残るように感じています。
私の立場としては「どちらも自由に行き来したい」と思っております。人を「文系/理系」で切り分けるのは単純化が過ぎると常々思ってはいますが、この二項で表した場合、私の経歴は間違いなく理系側に属します。古い物語や人の心理が興味深いのと同様に、ビット演算や素粒子の挙動、宇宙の成り立ちなども興味深いと思っています。
質問意図と回答にずれがありましたら申し訳ないです。
そして、重ねてになりますが人物描写についてお褒めありがとうございます。
どこまでが意図したものだったか、自分でもさだかではないのですが、基になったのは(理論や既存の類型というよりは)主に自分自身の見聞や経験なので、そこが良い方向に作用したのかもしれません。
遺言への応援コメント
"ヴィクトール陛下が、ルネ様が戻られた折に渡すようにと託されました。かの御方の死は、陛下には伏せられておりましたので。アメール様はお弟子様とのことですので、御師匠様の遺品として受け取っていただければ」"
個人的に、長い台詞に動きあるほうが好きです。この台詞の間に、その鍵を渡す動作があるとぐっと来ます。映像作品などを見ていても共通して退屈に感じる瞬間とは、台詞がある場合に絵の動きが止まる、というものが挙げられます。"無職転生"というアニメでは、人物の動きが出せない場合、環境の動き(動植物の動き、水や落ち葉など)を映すことでその動きがない故の退屈さを紛らわせる手法が採られたりしています。とはいえここは文字の世界です。一般的な読解力の読者は、これを雑多に感じたり、過密に感じるのでしょう。目指す読者層に刺していきたいですね。
"荒れ果てたままの書斎に〜一通の封書だった"
"た"厳密に言えば"a"の脚韻が目立ちますね。長い文の場合はそれが目立たなかったり、ちょうど良い韻律になる場合がありますが、短文の場合だと、上手く韻律を作らねば日本語の韻律とは相性が悪いです。押韻には、母音と子音のものがありますが、日本語の場合、母音の分散が読みやすさや音の心地よさにつながります。
〜た
〜る
〜い
〜う
〜い
〜た
など。脚韻をするなら、ラップなども体系的に分析してみるとその効果的な使い方を掴めるでしょう。調音点という言語学の観点から説明できる押韻もあります
"青い目が、俺の手中の封筒を見つめる"
こうしたところで人物の特徴を挟んでいるのは非常に良いです。多くの人は重要ではない人物にも初登場時に一気に詰め込みますが、動きを出すことでそれに身体特徴を付与し、人物の解像度を上げることができます
"線には往時の力強さがない"
こういうのが好きなんですよね。なぜそうなるかについては読者ための情報として配置され、バランスが良いです
"エティエンヌが、肩に手を置いてくれている。温かさが、今はただありがたい"
指定されたところ以外を読んで良かったと振り返っております。このようなところに、確実な成長を感じられる
作者からの返信
このたびも批評ありがとうございます。
ひさしぶりに指摘事項をいただいて、うれしく思っております(指摘事項は伸びしろでもあるので)
長台詞の中に動きがあるとよい、との点は確かにそうですね。ライトな読み手にとっても、過剰な長台詞は疲れる気がしますので、ところどころ息継ぎ的に動きを入れてやると良いのかもしれません。
「た」の連続については他の方からも時々指摘されることがあるので、そこに関しては私自身の感覚が鈍いのだろうと思っています。現状、文章のリズムは自分自身の感覚に頼っていますが、それゆえに感覚が鈍いポイントについては対応できない弱さがありますね。
韻律については、日本語の文章創作において議論されることが極めて少ないように感じています(本来韻文であるはずの詩についてさえ、韻が議論されることが乏しいように思われます。少なくとも高校までの学校国語で聞いた覚えはありません)。なので、日本語韻律については「まず、いちばんの基礎をどうやって学べばよいかわからない」という状況でしたが、起点となるキーワードをいくつか提示していただき助かります。キーワードがわかれば、自力で調べることも可能になるので。
そして、指定箇所以外を読んでくださり、こちらとしても感謝しております。
思った通り、楽しんでいただけた(と思しき)箇所は指定箇所に多かった気がしますが、それらのポイントをより解像度高く読んでいただけたのではないかと思っております。
ふたりだけの戴冠への応援コメント
"俺は「王冠」となり"
このような、既存と名詞を使わずに、意図するものを最適に表すために名付けを行う、これがとてつもなく好きです
"王と王冠はいつも共に在った"
なるほど……これまでのものはそういうことだったのですね
"この国はおかしくなってる"
その是非が深掘りされるのか、そうなった経緯、意図も含めて深掘りされるのか、個人的な趣味で気になってしまいました……苦笑
ここに正面から挑むのが私の好き物でして……汗
"違いなく光りだす……ヴィクトールが師匠を見出したように"
拙作が同じく挑んでいるだけに、共感深く受け止めています。その価値とは、定義なしに付与できない。この批評とその目的にも通じることです
"さらに強く右手を握ってやれば、長い指が静かに、しかし力強く、握り返してくれた"
個人の範囲に限って言えばとても忠実に、人が再現されています。普段から良く、見ていらっしゃるのですね。形容されず、心で表される、没入感が非常に高いです
作者からの返信
このたびも批評ありがとうございます。このところ返信が遅れ気味で申し訳ございません。
ヴィクトール治世の末期に国政が乱れた件については、本作ではそれほど深く踏み込んではいないです、すみません。
「騏驎も老いては駑馬に劣る」とは古来から言われていますが、なぜ老いると人は衰えるのか、までは本作では踏み込めなかったですね……。
一方で、定義することによって価値が付与される……という側面については、本作でも力を入れて書いている部分です。
私は色々な話をこれまで書いてきていますが、物語が深化していくと、中心となる情感が常に「己の価値を真に理解してくれる存在がいかに大切であるか」「自分の真価を正しく理解してくれる相手のためなら、命を捧げてもかまわない」といったところへ収束していきます。
なので「価値の定義と付与」というのは、自分にとってたいへんに重要な主題なのだろうな、と感じているところです。
御作でも同じ主題に挑んでおられるとのお言葉、興味深く受け止めました。
たいへん長くお時間いただいてしまっていて申し訳ないのですが、近日中に伺う予定ですので、いましばらくお待ちいただければ幸いです。
編集済
森の街ベルフォレ攻略戦への応援コメント
"革手袋で覆われた手を上から握ってやれば、端正な横顔がほんの少し笑った"
"革手袋を外し、両掌を眼前に掲げた"
作者からの返信
このたびも、細かなポイントのピックアップありがとうございます!
鶏と白湯への応援コメント
"鶏を絞めてスープにせよと"
"「いや、それはちょっと無茶だろ」"
人以外の生き物に対して仲間意識が育まれる、というのが一般的社会通念としてあるのですね。
「あなた」と「わたし」「自分たち」という集団意識があるのですが、「自分たち」の排斥を促す、耐性をつけるというのは、その上記の観点から自傷的です。
この問題に対しては、帰属意識ら仲間意識の最小化と、そのようにすることが分かりやすい解決方法ですが……ストレス負荷や社会性形成に大きな悪影響が考えられますね
作者からの返信
このたびも批評ありがとうございます。
ここでの父王の行動はまったく理不尽で、エティエンヌに多大な傷(内面的にも外部的にも)を残すことになったのですが、本作のこの後の話に多大な影響を及ぼす事件でもありますね……なので、あまりコメント欄で突っ込んでお話しできないのがもどかしいところです。
川の街リヴィエルトン攻略戦への応援コメント
"これ見よがしに苦笑いをしてみせた。傍らではエティエンヌとジャックが、険しい表情で同じ方角を見つめている"
"あわてて一言を付け足した"
"このまま氷漬けになりそうな感覚さえ、ある"
好きです
作者からの返信
批評ありがとうございます。
何回も批評をいただき、「好き」のポイントが徐々にわかってきたように思います。
一点お伝えすることがございますので、のちほどそちらの近況ノートにてご連絡いたしますね。
すみませんが、よろしくお願いいたします。
氷雪白鳥のコンフィへの応援コメント
"相変わらず疲れた顔をしていたが、青い目だけは期待の色に輝いている、ように見えた"
一人称の魅力が詰まっています。やはりこういうのが好きです
"四苦八苦していた俺を見かねたのだと、後でヴィクトール本人から聞かされた……以来数十年、俺は国王相手にも野卑な「市井の言葉遣い」で話しかけていたから"
統治者が変わるようなことがあったとして、扱いづらければ遠ざける要素として使える上に、派閥の可視化……というところまで楽しく考えることができました。
"だからこそ、「同じ勝利」と簡単に口にする相手に、料理を素直に食べさせたくはない"
ここもピカイチです。人は、違いがあるものに対して外集団として扱うため。
"卓に置かれた手が、握り締められて白んでいるのが見えた"
何度でも言います。最高です。
"ここまで美味〜この味は出せないのでしょうね"
不自然に食べ物の描写だけ、突然情報の密度が増すことあるのですが全体と馴染んでおり、それを言葉にできるだけの人物が発している、というところに巧さを感じております。
作者からの返信
今回も批評ありがとうございます。
本作は一人称ということで、主人公以外の心情は直接描けないので、見えている動作を具体的に書く箇所が(特に話が山場に近づくほど)多くなってくるのですが、そこがお好みに合ったようで嬉しく思います。
ルネの言葉遣いに関して、ヴィクトール側の意図としては「これからは貴族流の流儀をぶち壊してやるからな」との周囲へ向けた意思表示……と私の側では考えていたのですが、他の意図も想定できるとのご指摘が、自分としてはとても嬉しいです。
自分が理想とする物語の形は「堅牢に構築された事実関係の連なり」なのですが、これは要は「ものごとの因果関係が矛盾なく構築されているがゆえに、作者の意図以外の意味を読み取ることもできる」という形です(なので個人的に「テーマ」という概念が好きではありません。それは作者の意図に沿った読みを強要するものなので)
その境地へ至るのは極めて大変だと思いますが、片鱗とはいえ作者の想定していなかった読み方ができる箇所が作中に存在する、というのはとても喜ばしいことです。
食事描写については、たしかにグルメものジャンルの作品では、突然情報密度が増えることが多々ありますね……本作もそのジャンルなので、この先そうなっている部分もいくらかあるかもしれません。今後に向けて重要な留意事項ですね……。
あらためまして、このたびもありがとうございました!
業火と氷塊への応援コメント
"そして現在は、ヴァロワ王家軍向けの兵站を一手に担っている"
こういうの好きです
"これ以上王家の負けが込んできたら、今後の保証はない"
その大陸全体として王政の影響力は弱まっていますか
"溜息をついてみせた"
好きです
"「女心はレクラタントの風のごとし"
かなり好きです
"レクラタント川は北方の大河で、中下流域には常に風が吹いている。風向きは季節と時間帯に応じて変わり、「女心はレクラタントの風のごとし」などという諺もあるくらいだが、基本的には午前中の風は海から、午後の風は内陸から来る"
これだけに収める塩梅、とても好きです
"演出ってやつだよ"
伝聞の歪みがとても深い没入感を生み出しています
"その「力」に自分が含まれることが、あの頃、俺はたまらなく幸せだった"
拙作はこの感覚に挑んでおります。非常に的確な表現です。人の心がしっかり描かれています。先月八百万文字読んだのですが、今月も含めてピカイチの人間描写です
"俺は手元の食材在庫表をぼんやりと眺めた。あの時と同じ物を用意したところで、同じ結果は出ない。ここはレクラタント川ではない。わかりやすい風は吹いておらず、地形も、彼我の兵力も装備も異なる"
実績と挑戦の対比が心地よいです
"重い頭を上げ"
重い頭の描写が繰り返されているだけに、多層的で上手い対比です
作者からの返信
このたびも批評ありがとうございます。
諸々お褒めいただき感謝ですが、特に
> "その「力」に自分が含まれることが、あの頃、俺はたまらなく幸せだった"
>拙作はこの感覚に挑んでおります。非常に的確な表現です。人の心がしっかり描かれています。先月八百万文字読んだのですが、今月も含めてピカイチの人間描写です
こちら、非常に強力にお褒めいただき、恐縮ながらとても嬉しく思っております。
この部分、本作作中の人間描写としては、際立って重要な箇所というわけではないので、そこをピックアップいただけたのが、自分としては喜びつつやや意外にも思っております。
人間関係的な山場に該当する箇所(近況ノートでお伝えした話数)だとどうなるのだろう、と気になる気持ちが、少し頭をもたげてきております。
編集済
勝利の種別への応援コメント
"目配せと共にそう言った"
好きです
"急に店主の言葉が途切れた。目に怯えの色が表れる。
隣の兵士が、物凄い形相でこちらを見ていた。店主は数度咳払いをした"
大好きです
"あごひげの将"
かなり好きです
"川の街リヴィエルトン"
確かに重要拠点ですね。そこまで詳しくない人にもコンパクトに伝わっていると感じます
"ものの頼み方も知らねえのかよ、この王子様は。心の中で舌打ちをするを"
とても好きです
"私の王冠になるんだ"
大好きです
"心臓の奥底まで彼に捕らえられたのだ。
強く握り締めてくる掌は、孤児院の先生たちよりも固く力強く、優しかった。許されるなら、いつまでもこうしていたいと思った"
とても好きです
"頭と胸の内が、今はただただ重かった"
大好きです
作者からの返信
ふたたびのご批評ありがとうございます。
メモは前回分も含めて残しております。当方が返信を送信するタイミングまでには、確実に記録している、と認識していただいて大丈夫です。
心象風景についてご教示ありがとうございます。
前回以降、自分が抽象表現と具体的動作をどう(従来無意識に)使い分けていたか考えていましたが、「場面の解像度をあまり上げたくない」場合に抽象表現になるケースがあるように思いました。
話の進行上必要だけれど、それほど注目してほしくはない場面……というのが所々あって、そういう場面では高確率で抽象表現を採っていたように思います。
心象風景を利用する形だと、場面の解像度を上げずに雰囲気だけを強める、というやり方も可能そうで、これは検討してみる価値がありそうだ、と思います。
また、位の高い登場人物の呼称についても、言われてみれば確かにそうですね。
詳細は、該当箇所にてとのことなので、今後をお待ちしております。
好きな箇所についてのコメントも多数いただきまして感謝です。
重ねて、ありがとうございました。
編集済
「神の料理人」への応援コメント
"エティエンヌは首を傾げた"
こういうのが好きです
"エティエンヌの答えが、一瞬遅れた"
好きです
"白くて綺麗な手で、俺の汚れてひび割れた手を包み込んでくれた"
この対比はとても好きです。今後頻繁にみられると私は手を叩いて喜びます
"泥水で汚れたゴミまみれの路地裏と、手の届かない華やかな表通り"
今私は手をばしばし叩いています
"エティエンヌの微笑みに、頭が重くなる"
大好きです
作者からの返信
批評ありがとうございます(内容は保存いたしました)。
もともと文学理論等とは縁が遠く、そちらの視点から自作を見ることがなかったため、従来なかった視点を入れていただくことで新しく見えるものがあるのではないか……との期待から企画参加をいたしました。
思った通り、これまで意識になかった点を指摘いただいて感謝しております。
主要なポイントを整理すると
・抽象度の高いいくつかの部分について、具体度を上げた方が好み
・口語的な台詞について、口語としてこなれきっていない部分があるように思われる
・人物の心情を行動で表している部分が好き
・対比の部分が好き
という感じでしょうか。
指摘箇所には無意識に書いていた部分も多いですが、こうして批評の形で光を当てていただけると、無意識の部分を自覚できてたいへん助かります。
ひとたび意識できれば、意図的にコントロールすることも可能になると思いますので。
一点、対比については個人的にも従来から好きな要素なので(漢詩漢文の対句表現が好きです)、より積極的に活かしていきたいとあらためて思いました。
あらためまして、ありがとうございました!
「神の料理人」への応援コメント
本日はチョコを片手に参りました!
飛竜が現れるシーン、とても臨場感があって楽しませていただきました。
なるほど、この世界の魔法は料理を介して発動することができるのですね。
マナの説明のところ、とてもお上手で読んだときに「ああ、なるほど!」と思いました。
マナは生命の力であり、普通の生物にもマナは含まれているけど、量もわずかで質も悪い。
いくら取り込んでも、明日の生命を繋ぐだけしか効果がない……ということは、もしかして私たちの世界の食物にもマナが含まれているのかも?
もしかして、良質なマナを含んだ食物を食べれば魔法が使えるのでは!?と想像が膨らみました。
楽しい時間をありがとうございます♪
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そういえば昨日はチョコの日でしたね! この世界にチョコ、というかカカオがあるのかはわかりませんが、豊かなマナを持つ神聖なカカオがどこかにあったら面白いだろうな……などと考えてみたりもしました。
マナの設定についてお褒めありがとうございます。
本作、ファンタジーではあるのですが、こうして「もしこの設定が現実にあったら」と考えを馳せていただけるのは、本当に作者冥利に尽きます。
こちらこそ、重ねてありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
読み応えのある感動作でした。
面白かったです。
料理と軍事が混然一体となった歴史小説のようだと思いました。
幻影の兵を使った王都攻城戦は映画のようでした。
本当にルティエンヌが死んでしまったのかと心配した後の逆転劇には心が震えました。
王都上空を不死鳥が舞うシーンは素晴らしかった。
2年かけて完成度を高めた五色ひいらぎ様の長編小説、たいへん美味しかったです。
コカトリスのクリーム煮が食べたい……。
作者からの返信
読了およびコメントをありがとうございました!
返信がたいへんに遅くなってしまい申し訳ございませんでした……。
歴史小説や戦記物のようだ、とのコメントは他の方からもいただいていて、たしかに軍事的なやりとりの割合は多いなあと自分でも思います。
そして各場面の感想もありがとうございます。いろいろな局面を楽しんでいただけて、作者冥利に尽きます。
そういえば最初の版からは2年になるんですね。
だいぶ長いこと、この話と付き合っているように思います。
美味しかったとのお言葉、重ねてありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
改稿お疲れ様でした! ストーリーはそのままに。けれどルネとエティエンヌの成長度合いが新版ではよりはっきりしてよかったです。不死鳥が舞う大団円も素敵で、ふっと昔見たロード・オブ・ザ・リングのラストのように、花びらが舞う脳内アニメを再生しておりました。
個人的にギモーヴ♡にメロメロなエティエンヌが可愛いなと。
それを超える菓子を作ることができるのか、ルネは(生きている間に)
ひいらぎさんのキャラに寄り添う文章も巧みで、楽しませていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございました!
返信がたいへんに遅くなってしまい申し訳ございませんでした……。
改稿の目的はまさしく、ルネとエティエンヌがどんな人で、何を考えていて、どう変わったか……を明確にすることにあったので、そこが達成できていたとしたら目的は十二分に達成できた形ですね。ありがとうございます!
ロード・オブ・ザ・リングは大変好きな映画で何度も見たので、あの戴冠の場面と重なるとのお言葉が非常に嬉しいです。
エティエンヌがギモーヴ以上に気に入るお菓子は、はたしてこの後作られるのか……?
色々食べ比べて幸せに浸りつつ、でもやっぱりギモーヴがいいな……いやでもこっちも美味しいぞ……と迷っているエティエンヌが目に浮かぶようです。
文章についてもお褒めいただき感謝です。
あらためまして、ありがとうございました!!
瑞兆舞うへの応援コメント
「神の一皿」それは魔法料理ではないけれど、エティエンヌを病という戦いに勝利させるための力が、ルネの願いがこめられた料理でした。
それがとてもよかったです。心も体もエティエンヌが成長した証。
そこから続く逆転劇は、まさにルネ達が願っていた、フレリエールの民が一丸となって戦う総力戦となり、全員で勝ち得た勝利。不死鳥はそれを祝いに来たんでしょうね。素敵なシーンでありました。
作者からの返信
コメントありがとうございました!
返信がたいへんに遅くなってしまい申し訳ございませんでした……。
最終的に勝利を導いたのが、魔法の料理ではなかったという点、汲み取っていただき大変感謝です。
魔法の力のみでなく、絆や信頼の力での勝利……それが描き出せていたとしたら、作者としてもとてもうれしいです!
城市新生への応援コメント
長い目で見れば、ギヨームという腐った林檎は排除されてよかったとなるでしょうが。魔法食材の入手が軍略の肝なだけに、障害のハードルが高くなりましたね!
王として覚醒したエティエンヌが、思わず熱くなってギヨームを殴ってしまったのは意外に思いましたが、それだけルネの友情が彼にとって大切なものであることの真意が見えました。
作者からの返信
コメントありがとうございました!
返信がたいへんに遅くなってしまい申し訳ございませんでした……。
はい、作戦が非常に困難になりました。魔法食材がないと、神の料理人はただの人ですからね……。
激昂するエティエンヌは確かに普段の彼らしくないのですが、それだけ大切なもの、という点をしっかり汲み取っていただき感謝です。
時は動き出すへの応援コメント
コメント失礼します<(_ _)>
途中、エティエンヌが亡くなってしまったのかとハラハラしましたが、生きていて、王さまにもなれそうでホッとしました( *´艸`)
ハッピーエンドで読後感もよく大満足です!
執筆お疲れさまでした!&完結おめでとうございます!
作者からの返信
読了くださり、かつ労いと完結お祝いのコメントまでもありがとうございます!!
途中のあの箇所については、作者としても連載中「ここで離脱されないかな……」とハラハラしていた箇所でもありました。そして次話での反応を拝見して、にこにこする箇所でもありました。
楽しんでいただけたようでなによりです。
重ねて、ありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
完結、おめでとうございます!
お疲れ様でした。
ルネ(アメール)とエティエンヌの最初の出会いから考えると、ふたりともとても成長し、そして仲良くなりましたね。
エティエンヌが死んだときは、もう焦ってしまって、これからどうするのかとも思いましたが、策略だったのですね。ほっとしました。
これからも、ふたりで仲良く国を守っていってもらいたいです。
たいへん面白かったです。
作者からの返信
コメント&読了ありがとうございました!
お返事遅くなりまして申し訳ございません。
ふたりとも成長した、とのお言葉がうれしいです。今回のリメイクは、ルネのキャラクターを強化するのがいちばん大きな目的だったので。エティエンヌだけでなく彼も成長した、と伝わったようなら、わたしとしてはリメイク大成功です。
そして例の策略は、作者が思った以上に驚かれる方が多くて、悪い笑いを浮かべつつ喜んでおります(笑)
これから残された時間、ふたりで仲睦まじく過ごしてほしいなと作者としても思います。
重ねて、ありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
遅くなりましたが、完結おめでとうございます!
最後は一気読みでしたので、まとめてで失礼しますが、神の一皿が麦粥という日常の一皿だったのは感慨深かったです。エティエンヌの死も策略だろうとは思っていましたが、途中の描写があまりにも死人らしいので本当に死んでしまったのではないかとハラハラしておりました。やはり生きていましたので安堵しました。
そのままの勢いで一気に完結まで進み、ルネのモノローグも余韻のある素晴らしいものでした。アメールの意味がここで明らかになるのも良かったです。時が動き始め、ようやくヴィクトールの幻影から解き放たれた感がありました。二人には残された時を大事に過ごしてもらいたいものです。
この物語を作っていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
読了と完結お祝いコメントをありがとうございます!
エティエンヌについては、決定的な場面を直接描かなかったこともあって、作者としては真相バレバレだろうなーと思っていたのですが、意外に皆さん信じてくださってた感じですね。なるほど確かに、描写がとても死人らしいというのは一因かもしれません。ハラハラしていただいて作者冥利に尽きます。
そして最後のモノローグ、締めとして綺麗に締まっていたようで作者としても安心しております。アメールの意味をここで出したのは正解でした。
ふたりのこの後がどうなるかは作者としてもわからないのですが、たくさんおいしいものを作って食べて楽しんでほしいな、と願っております。
あらためまして、最後までお読みくださりありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
限りある命だからこそ輝き、その輝きは「王」と共に……。
今だったらそんなレビューコメントを書けそうです^^;
完結お疲れさまでした。
前のを読んでいると、懐かしさと共に、美味しさもよみがえる……そんな話でした。
ふたりの未来に乾杯!
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
完結お祝いと読了ありがとうございました。
そして山場でのレビューコメントにも、改めて御礼を。
旧版を既読の方にも楽しめる仕上がりになっていたとしたらなによりです。面白かったとのお言葉がなにより嬉しいです。
ふたりの日々ができるかぎり長く続くことを、作者としても願いたいと思います。
重ねて、ありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
完結おめでとうございます。お疲れ様でした!
6章では「あれ、これバッドエンドじゃないよね……? 何か仕掛けあるよね……?」とすごくハラハラしましたが、無事にハッピーエンドでよかったです。
そして最終話で「アメール」の意味が出てくるんですね。なるほどです!
最後まで楽しませていただきました。ありがとうございます(*^^*)
作者からの返信
完結お祝いと労い、そして読了ありがとうございました!
ハッピーエンドタグがあっても、6章の展開は心臓に悪いですよね……某エピソードのタイトルが予約投稿通知で来たときは、私自身もちょっとどきっとしました(苦笑)
そしてアメールの意味が最後に出るのは、最初から考えていた部分でした。彼的には元々はネガティブな意味だったんですが、長い旅を通して、かけがえない絆や思い出をまとった名になってくれていたらいいなあ……と思います。
重ねて、ありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
完結おめでとうございます!
ルネは終生「アメール」の名で暮らしそうですね。
エティエンヌの「神の料理人」はアメールであるべきでしょうから。
それも受け入れて、エティエンヌと同じ時期に死にたいとまで思える。
ヴィクトールからは逃げたルネですが、エティエンヌは添い遂げたいとまで思っている。
覇道と王道の差のようですね。
春秋五覇で初の覇者となった斉の桓公は、死後一か月ウジが湧いても顧みられなかったといわれています。
覇者は力を失うと人々が離れていってしまいます。
中国という特殊な事情はあるでしょうが、覇者を目指すイタリアのニッコロ・マキャヴェッリが提唱した思想を指す「マキャベリズム」を冠に頂いた国家君主は総じて民衆革命が起きました。君主は処刑されています。
王者は徳川家康のように、冊封で諸侯に領土を与えて、諸侯の支持によって政府を築くことになります。諸侯が味方をしているので長期政権を生みやすいんですね。
中国でも長期政権だった唐や明なども平和を維持できたから長続きしました。
積極的に戦って領土を拡張しようとする国家はある時点で攻勢の限界点に達して瓦解しています。
エティエンヌが王道を目指す王者として政を進めれば、きっとよい世界が広がっていくことでしょう。
長々と書いてしまいました。
機会があれば、また長編を読ませていただきたいと存じます。
連載の長丁場、お疲れ様でした。
良い結果に恵まれますようお祈り致します。
作者からの返信
読了と完結お祝いありがとうございます。
毎話のコメント、とても励みになりました。たいへん感謝しております。
中国といえば、覇道を唱える強い君主の国が短命に終わった後、その制度を引き継いだ王道の君主が長期政権を建てる……というケースが何度かありますね(秦と漢、隋と唐など)
実は完結後も少しずつ本文に手を入れているのですが、修正ポイントのひとつとして「ヴィクトールは国内の各種制度を強権的に改革していた」という点の明記があります(「川の街リヴィエルトン攻略戦」「面影」のあたりに加筆しています)
こちらの修正が入ると、ヴィクトールとエティエンヌの図式がまさに秦漢や隋唐の流れになるんですよね。
彼らが平和な長期安定政権を築いていくことを、私としても願います。
次の長編ですが、あとがきにちょっと触れましたように、現在ライト文芸部門にもう1作(過去の公募応募作ですが、カクヨムでは初公開のもの)を出しております。
現在は皆様の作品の読みにお忙しいかと思いますが、もしご興味ありましたら覗いてみていただけますととても嬉しいです。
重ねて、ありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
完結お疲れさまです!
旧版よりさらに臨場感たっぷりな食事描写に加えて、戦記物としての読み応えや人間関係も厚みを増していて、とても面白かったです。
クライマックスは仕掛けを知っていても、皆で一斉にのところで、やはりテンションが上がりました。
二人が少しでも長く共に在りますようにと願ってやみません。幸せな中にほろ苦さもある、素敵なラストでした。
楽しい時間を、ありがとうごさいました!
作者からの返信
読了と完結お祝い、ありがとうございます!
旧版をご存知の方に、内容がパワーアップしていると仰っていただけて、とても励みと自信になります。感謝です。
クライマックスからラストにかけては、旧版から大きくは変わっていないのですが、そこに至るまでの経緯が異なるので、旧版とは別の感慨が生まれているといいな……などとも思っています。
楽しんでいただけてこちらとしても嬉しいです。
重ねて、ありがとうございました!!
時は動き出すへの応援コメント
完結おめでとうございます。
アメールの意味はそういう意味があったのですね。きっとエティエンヌさまならば、この国を豊かに暖かく変えてくださるのだと思います。そして願わくは、その隣にアメールさんが立ち続けてくれることを祈ります。
新版も楽しませていただきました。
ありがとうございました!
作者からの返信
完結お祝いありがとうございます。
こちらこそ読了ありがとうございました!
名前の意味を最後で出すのは、当初から考えていました。おおもとのルネの心情を表した言葉ではあったのですが、エティエンヌと共に歩むうちに、その名が新しい絆や感情を纏うようになっていたらいいな……と、思っています。
エティエンヌとルネ=アメールが作っていく新たな国には、きっと困難も多々待ち受けているのでしょうが、ふたりの知恵と慈愛と絆で乗り越えていってほしいと思います。
あらためまして、最後までお読みいただきありがとうございました!!
瑞兆舞うへの応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
大いなる不死鳥のフラグ回収ですね。
ベルナールを打ち倒すか国外へ追放できたら、正式にエティエンヌ王の誕生となりそうですね。
その後のルネの旅の行方も気になります。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信遅くなりまして申し訳ございませんでした……。
残酷描写になりそうな書き方を避けたので、若干わかりにくかったかもしれませんが、この場面でベルナールはルネに焼き殺されている想定でした。なので残るは、頭目を失った貴族連合の残党のみ……という形になりますね。
この後はエピローグ回となりますが、一件落着の後にルネはどうするのかどうなるのか、(既に見ていただいているとは思いますが)見届けていただければとても幸いです!
死の炎、生の炎への応援コメント
ヴィクトールの炎とは違うものを演出に使うことが示唆されていましたが、パンを焼くために使うとはまったく思い浮かばず予想外でした。
同じ演出では元の悪評もあって有効にはならなかったかもしれず、エティエンヌらしい優しさを示すことができたと思われるので、これが最適解だったのかもしれないですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信遅くなりまして申し訳ございませんでした……。
パンを焼く炎は、エピソードタイトル通りに「死と生」を意識してみたところです。火はすべてを焼きつくす恐ろしいものですが、一方で人を生かすこともある……という二面性が出せればな、と。
そこがうまくいっていたようでしたら、とても幸いです!
葬列出城への応援コメント
さあ、盛り上がってまいりました。
旧版を読んでいた者としては、「より一層の」ワクワクドキドキの回です^^;
ルネも笑いを堪えるのに必死だったんじゃないでしょうか(笑)
いや、もしかしたら「こんなペテンの片棒担がせやがって」と毒づいていたかもしれませんね。
昨日、敢えてこのタイミングでレビューさせていただきました。
ご笑納いただければ幸いです^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信遅くなりまして申し訳ございませんでした……。
ルネの心情はどうだったのでしょうねー。
「我ながらものすごい詭弁」と心の中で言っているので、やっぱり多少腑に落ちない部分はあった気がします。起死回生の一撃には間違いないんですが、内心いろいろ複雑だったかもしれませんねえ。
そしてあのタイミングでのレビューコメント、ありがとうございました!
盛り上がるタイミングにあわせてのレビューに大変感謝です。近況ノートにお礼を書いておりますので、よろしければご確認くださいませ。
https://kakuyomu.jp/users/hiiragi_goshiki/news/16818093092101896526
葬列出城への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
旧版を読んでいたら血が滾るところですね。
もし新版だけしか読んでいない方は、この一件が収まってからの説明に要注目かな。
敵の頭目を直接叩きにいけば、たとえこちらの数が少なくても一発逆転はありうるわけです。
そのためには抵抗されずに頭目に接近する手段が必要だった。
ともあれ、ルネとエティエンヌの大逆転の一手は打たれましたね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信遅くなりまして申し訳ございませんでした……。
作者としても血が滾るところですね(と、変換しようとして最初「餅が滾る」になってしまいました……正月直後だからって……)
旧版でも感想を多くいただいたエピソードでしたが、新版でも反響が大きくて、作者としてはとても嬉しいところです。
色々な意味で作者冥利に尽きるエピソードです!
エティエンヌ死すへの応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
旧版でも思いましたが、やはりこの展開は驚きますね。
これがあるから残りが効いてくる。
いい仕掛けですね。
果たして、ベルナールはこの文書を受諾するでしょうか。
そしてルネはどのような事態に直面するのか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございました。
返信がたいへんに遅くなってしまい申し訳ございません……。
驚きますよね。
旧版から新版の間に「予約投稿の通知機能」がつきましたが、この機能で私のところへエピソードタイトルが通知されてきた時は、作者本人ですらぎょっとしましたからね……(汗)
できれば、ここで読むのをやめてしまわれる方がいないことを作者としては願いたいです。
狐火葵のギモーヴへの応援コメント
ギモーヴってマシュマロなのですね。厳密には違うのかもしれませんが、なんだろうと思って途中で調べました。おじさんなので笑
それはさておき、敬語をやめるように指導するやり取りがほほえましく、好きな場面でした。
作者からの返信
コメントありがとうございました。
返信がたいへんに遅くなってしまい申し訳ございません……。
ギモーヴはマシュマロに近いお菓子ですが、厳密にはちょっと違うようです。食感がマシュマロよりも弾力ある感じらしいですが……実は私も食べたことはなかったりします。
本作は固有名詞がフランス語ベースなので、マシュマロよりはこちらの方が世界観的に合うかな? という理由でした。
敬語のくだり、お気に召していただいて嬉しいです。
もともと敬語だった間柄から「敬語が抜ける時」は、作者としても書いていて楽しいです。
祈りの椀への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
不死鳥の肉で作ったスープ。
ルネとしては感じ入るものがあって、市民に病床のエティエンヌへの祈りを対価とした。
この場にいる市民から城内に噂が広まるとよいのですが。
厳しい状況の中で、上下が同じ方向を向いて団結できるか。
次の変化に対する備えにもつながりそうですね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございました。
返信がたいへんに遅くなってしまい申し訳ございません……。
話が広がってくれること、期待したいですね。ルネもそれを望んだ部分が少なからずあったでしょうし。
団結力は間違いなく高まっていますが、それを発揮できるかどうかは今後の情勢にかかっていそうです。
銀華芋のポタージュ風スープへの応援コメント
コメント失礼します。久々に読みにきました!
まさかのワイバーン出現! 前回までゆっくりとした進み方だったので、もう少し先まで読んどけばよかったな、と後悔しました汗
でもワイバーンの撃退方法は料理人らしくって、素晴らしいですね。
引き続き、読ませてもらいます!
作者からの返信
おひさしぶりです。再度来ていただいて嬉しいです。
料理魔法、お楽しみいただけたようでなによりです!
そうですね、確かに最初の3話はゆったりした進み方だったように思います。
この先も、ゆったりした料理回や会話回と、動きのある戦闘回とが両方組み合わさっている感じなので、よろしければご都合に合わせて楽しんでいただけるととても幸いです。
編集済
命の選択への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
エティエンヌの決断は、ルネもジャックもわかっていたはず。
人柄を知っている人ほど、エティエンヌの選択を察してしまう。
それがわかっていても、己の命よりもエティエンヌを救いたいと考えるジャックもまた辛い思いを抱えていたのでしょう。
ルネにぶつける言葉は、そのままジャックが背負わなければならない主君の魂のようなものですかね。
だからこそ受け入れがたくも、折り合いをつけて受け入れざるをえない。
一度言葉にしてしまえば、辛くても受け入れられる。
形のない感情が、言葉によって明確化されて認識できる。
ジャックの涙は、その形のない感情を認識するための儀式だったのかも。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今回、色々な意味で辛い話ですが、「形のない感情を認識する」通過点としての役割が、本エピソードにはあるのかな……と、仰っていただいてあらためて感じています。
形にならないままで抱えていると、確かに対処のしようがないのですよね……形にすることで折り合えるというのは深いな、と思います。
完結まで残り1週間となりましたが、引き続き追っていただけましたらとても幸いです。
予言の子への応援コメント
未来までもご自身の思う通りにならないですよ、そうヴィクトール王に言いたくなる内容。でもエティエンヌがなぜ父王から冷たくされたのか。予言ではなく、息子としてエティエンヌの本質を見てあげて欲しかったなあ。寧ろ相反する存在だと見抜いたからこそ、疎んでしまったのか。「クソ親父」と言ったエティエンヌ。彼の成長を大きく感じました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ヴィクトールは有能すぎたがゆえに、どこかで己を過信しすぎたのでしょうね……まるで、この世の全てが自分の思い通りになるかのように。
エティエンヌの素質を、ヴィクトールはある程度見抜いていて、だからゆえに怖れたのだと思っております。ただ、予言の一件がなければ「有能な自慢の息子」となる未来もあったかもしれないと思うと複雑です。
「クソ親父」発言、確かにエティエンヌの成長を示していますね……父の影を追うばかりだった彼が、決別を決意したのはとても大きいように思います。
引き続きこの先も見守っていただけましたら、とても幸いです。
死に至る病への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
病を発症したエティエンヌですが、このまま苦しんでいる暇もなく。
貴族連合にもこの事態は伝わるでしょうから、いっそう包囲を強めるかもしれませんね。
薬となりそうなものといったら「不死鳥の肉」でしたっけ、あれくらいかもしれないですが。
事態の急変は、ルネとエティエンヌにどのような未来を見せるのでしょうか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
不死鳥の肉。ここまで話の端々にちらほら出てきていた食材ですが、ここは包囲下。希少な魔法食材を手に入れる手段は果たして存在しているのか……?
引き続き見守っていただければとても幸いです。
輝きの王子への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
魔法による敵兵の恐怖心は、そのまま市民の恐怖に転換されている形ですね。
しかし、いつまでもこのままというわけにもいかない。
王国軍だった東部の諸将が援護に駆けつけないのは、内心でエティエンヌを排除したいという共通の思惑でもあるのかな?
でなければ西方諸国が蜂起してベルナール率いる貴族連合軍を挟み撃ちにできる態勢になるまでは動かないつもりかもしれませんね。
まあ貴族連合の中核であるベルナールを狙い撃ちできれば、敵兵は無視できるんですけど。
果たして、手詰まりの現状をどう打開するのか。
アメールの知恵が試されますね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信がいつも遅くて申し訳ないです。
過去に自分たちが使った作戦が、そのまま自分たちに跳ね返ってきている状態ですね……戦力以前に心理的に追い込まれてはどうにもならないので、なんとか市民との結束を固める必要がありますが、さてどうなるのか。
今後も見守っていただけますと、とても幸いです。
王都ブリアンティス籠城戦への応援コメント
五色ひいらぎまさ、コメント失礼致します。
やはりギヨームが王国軍の弱点を伝えたようですね。
これで王城の外からの援護が期待できなくなりました。
西側諸国が背後から動くとしても、王城からの突撃と呼応しないとじゅうぶんな混乱は起こせない。
であれば混戦に持ち込んで流れにまかせて貴族連合の盟主ベルナールを倒すしかありませんが。
そのためには懐深く飛び込むタイミングが必要ですね。
あとはマナ食材がどれだけ集められるかもかかってきそうですね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いつも返信が遅くなってすみません……。
おっしゃる通り色々と難しい状況です。
西海岸諸侯と連携するにもタイミングが難しく、一度きりのチャンスをどう生かすかにかかってくる。そしてチャンスが来るまでに王都側が倒れてもいけない……。
今後どうなっていくか、見守っていただければとても幸いです。
城市新生への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
アメールの取引がギヨームだけだったのが裏目に出た形ですね。
身バレを恐れていたからでしょうが、少しでも取引を有利に運ぶには複数の業者に競わせるべきでした。
とはいえエティエンヌが改革に着手した以上、いつかは貴族連合が攻めてくるのはわかっており、おそらくギヨームが「今王国軍は魔法が使えない」と教えているはずですからね。
いよいよ決戦が近づいてきましたね。
おそらく貴族連合は全力を挙げて攻め寄せてくるはず。
エティエンヌさえ殺せば王国軍は旗頭を失いますからね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
王家軍がギヨームとしか取引していなかったのは、物語開始時点では勢力的に劣勢だったので、他の大きな業者がなかなか取引に応じてくれなかったから……というのも一因としてありました。それゆえに反転攻勢後も、ギヨームは他の業者より大きな信頼を得ており、結果的に独占状態が続いてしまっていました。
……というのをどこかで書ければよかったのですが、説明を入れるタイミングがなかなか難しいですね……完結後に推敲を予定しているので、その際にどこかに入れておくかもしれません。
最終決戦はどんどん近づいてきています。
引き続きお楽しみいただけましたらとても幸いです!
ふたりだけの戴冠への応援コメント
この章は読み応えがすごかったです。食事や戦を通した二人の関係の歩み寄り、エティエンヌの成長、ルネのヴィクトールへの感情…言葉ではなかなか言い表せないですが、それらが相互に作用して濃厚な読後感を生み出しているような気がしました。
戦の部分も確かに前の章とあわせて戦記物然としていて、これによって魔法料理の重要性もはっきり分かったように思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
このエピソードは前半最後の山場として書いたので、読みごたえがあったとのお言葉が嬉しいです。ここまでの総括としてしっかり機能するエピソードになっているようで、よかったです。
戦記物的な部分も、きちんと戦記物的に書けているようで安心しました(あまり自信がなかった部分でもあるので)
諸々ありがとうございました!
氷雪白鳥のコンフィへの応援コメント
>ナッツを思わせる香ばしい脂、適度な歯ごたえのもも肉、旨味をたっぷり吸った金枝芋。
おいしそう…! すごい飯テロですね。ひいらぎさん、いつもおいしいもの食べているのかな~って想像してしまいます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
飯テロへのお褒め嬉しいです。
おいしいものは食べられるなら毎日でも食べたいですが、今はダイエット中なのであまり食べられない悲しみ……とはいえ、コンフィは実は私にとってあまりなじみのない食べ物だったりします。食べたことのない食べ物をおいしそうに描く方法というのも(我流ながら)あるので、今後どこかでお話しできればと思います~。
編集済
不正と裏切りへの応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
ギヨームの悪事は暴いたものの、マナ食材が手に入らなくなるのは痛いですね。
他に食材を調達する供給網が築けるか。
しかも貴族連合にそのことが伝わる前になんとかしないと、おそらく王都への進撃を誘発するおそれがあります。
一大決戦が間近に迫っていそうですね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
喪中につき当方からのお祝いは控えておきますが、今年もよろしくお願いいたします。
ギヨームは物語開始時点当初からの関係者なので、失うと相当大きな痛手になってしまうのですよね……
とはいえ看過できる不正でもなかったので、致し方なかったとはいえるのですが、この後どうなっていくのか……
引き続き追っていただけましたらとても幸いです。
銀華芋のポタージュ風スープへの応援コメント
うまい事切り抜けましたね!
作者からの返信
ですね!
しかし一難去ってまた一難という感じで、ここからまた厄介ごとが発生してきそうです。
展開早めの本作ですが、よろしければお時間ある時にでも、またお楽しみいただければ幸いです。
予言の子への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
ヴィクトール王は、覇者の国を目指して内部から崩壊させられたことを知りえない。
そこまでわかっていれば打つ手は変わっていたはずですしね。
ヴィクトール王が惰弱と断じて王位継承権から外したからこそ、貴族連合はヴァロワ王家と有力者を一斉に断罪した。
力で押さえつけていた社会は、力で壊れる。
秦も強権的な始皇帝の死後に、内部から壊れていきましたからね。
覇道とは異なる王道の子であるエティエンヌには、力で壊れたフレリエール王国を再興するのではなく、新生することが求められているような気がします。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ヴィクトールは王道の持つ力も知りつつ、知っているからこそエティエンヌを冷遇した形ですね。
ヴィクトールの真意を知った二人が、以後どうしていくのかは、続きをお待ちいただければと思います!
統治の才への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
民から信頼をかちえていって、下から上への突き上げを期待するしかないのかな。
民と兵が諸将でなくエティエンヌの命令にのみ従うようになれば盤石なんでしょうけど。
今はまだ諸将の命令を聞く兵が多そうです。
兵法としては、兵は将軍に従うものですから。
ときに将軍は民の意向を受け入れて革命も起こしますからね。
だからこそ、将軍を飛び越えて王であるエティエンヌへ忠誠を誓う兵がどれだけ出てくるか。
その状況を生み出せるかどうか、ですよね。
可能性としては、ベルナール卿が西部で圧政を布いて住民から救いの声が上がったときがひとつのチャンスかな。
同じ王国の民だから、出征を渋る諸将も体面を保つためにエティエンヌを担いで征西の軍を挙げざるをえない。
現状をいかに改善していくのか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
こちらもコメントありがとうございます!
今後の展開がどうなるかはネタバレなので言えないのですが、民の信頼を得たエティエンヌがどうしていくかが鍵になるのは確かですね……。
引き続き追っていただければとても幸いです。
そしてレビューコメントも感謝です!
次回分の近況ノート(本日夜~明日あたりを予定)にて御礼を書かせていただく予定です。こちらはいましばらくお待ちいただければと思います。
重ねて、ありがとうございました!!
狐火葵のギモーヴへの応援コメント
エティエンヌとルネの心の距離がちょっとずつ近くなって、ジャックと三人で食卓を囲むシーンが微笑ましいです。敬語エティエンヌも好きなのですが、あ、敬語は相手が年上だからうっかり使っちゃうっていうのもありそうですね。
ヴィクトール父が強烈なので、彼のことをちょくちょく思い出すルネも心配ですが、だからこそ、エティエンヌが寄り添えるのかなとも思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ギモーヴ絡みの場面はほっこりしていて、書いている自分としても楽しいです。
敬語エティエンヌ、私も好きなのですが、これから王様になる身なのでちょっとずつ変わっていかないと……ということで少しずつ変化させています。
敬語もどこかで書く機会があればいいのですが、なかなか思い当たらずちょっと悲しいです……。
ヴィクトールに対するルネの感情は、新版でいちばん力を入れて直している部分なので、心配していただけて作者としてはこっそり嬉しい部分もあります……引き続き見守っていただければ幸いです。
編集済
死の炎、生の炎への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
民の支持を取り付けるために、「普通のパン」を渡していく。
大軍を養う兵糧を考えれば微々たるものかもしれませんが、効果は高かったのではないかなと。
しかし貴族連合を確実に排除できないと、まだ民は安心できないはず。
王都奪還も奇襲で不意打ちしただけであり、貴族連合の兵はまだ多いのが実情でしょう。
本当の戦いは根拠地を得たここから、ですね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
こちらもコメントありがとうございました!
パンの配給、エティエンヌの人柄を示すには効果的だったかもしれませんが、おっしゃる通り一時的なものでしかないのですよね。根本的に王都を安定させないと、一時の高揚は次第に薄れていく……。色々と難しいところではあります。
「本当の戦いは根拠地を得たここから」、これはまさにそのとおりですね!
主なき椅子への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
難しいですね。
火が最も派手でわかりやすい。でもヴィクトールの恐怖政治を蘇らせる可能性が高い。
火を剋するという意味で水を用いるのも面白いかもしれませんが。西洋の四大精霊は「火水土風」ですから、対比という点では水かな、と。
「父を超える」のであれば、ですが。
まあ水を用いて民心を安らげるとしたら「慈雨」を降らせるのが手っ取り早いかも。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
こちらもコメントありがとうございました!
返信遅くなってしまい申し訳ございません。
雨を降らせるのは、日照りが続いた農地でやってみると効果絶大そうな気がしますね!
天候を左右するレベルの大規模な魔法を、はたして食物由来のマナ量で使えるのか、という疑問もありますが、川を凍らせられるくらいだから局所的ならなんとかなるかもしれませんね……。
考えてみると色々楽しいですね!
夢の似姿への応援コメント
コメント失礼します。
とても楽しく読ませてもらっています。
ただ、寝る前に読むことを少し後悔しています苦笑。 料理の描写がとても細かく、本当にオリーブオイルの香りが漂っている錯覚してしまったので笑
ついに王子との対面ですね。これからどうなるか楽しみです!
また機会があれば読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございました!
返信遅くなってしまい申し訳ございません。
楽しんで読んでいただけてなによりです。
そして「本当に香りが漂っている錯覚」という、飯もの書きにとっては最大級の賛辞をありがとうございます!!
とても自信になります。寝る前にお腹を空かせてしまったことに関しては申し訳ないですが……。
カクヨムコンの期間中お忙しいとは思いますが、お時間ありましたらまた読みに来ていただければ幸いです。
王都ブリアンティス奪還戦への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
今回は三国志の人物で、『三十六計』第一「瞞天過海」に出てくる太史慈の計略ですね。
毎回擬態を演じて敵の注意を散漫にしてから、一気に行動に移して包囲を脱したもので。
ルネとしては、エティエンヌをどういう王にしたいのか。
まずはそれを固めたほうがよさそうですね。
ヴィクトールは覇道つまり武力で国々を従えた「覇者」。
であればエティエンヌは王道つまり信頼する力で国々を従える「王者」が合うでしょうか。
もしエティエンヌに王道を歩ませて「王者」として国を率いるのが目的なら、戦い方は兵とは戦うが、民とは戦わない、という明確な割り切りですよね。
民と戦わないことで、民の支持を取り付ける。
民の力を背景とした王道を歩めるか。
これまでの戦いでも民の犠牲を極力抑えていますから、これから王道を志向しても人々は従ってくれるでしょう。
ルネはエティエンヌにどの道を示せるか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
こちらもコメントありがとうございました!
返信遅くなってしまい申し訳ございません。
そうですね、ヴィクトールとエティエンヌに関しては、覇者と王者の対照も意識にあります。
覇道から見れば王道は迂遠で柔弱かもしれませんが、それはそれで別のありかたとして尊いものではないかなと。
特定の見方で評価されなかったものが、別の見方だと活きる……という図式が個人的に好きで、しばしば描きたいものにもなります。
覇道と詐術への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
幻影の鬼を形作るマナですか。
まずは敵に対応させて開門を迫るのが第一なのかな。
ところどころで幻影を生み出して敵兵を根こそぎ引きずり出す。
各個撃破に見せかけて、手薄になった王都へ突入する陽動作戦かもしれません。
となれば王都攻略には速攻が要求されますね。
兵法の面を考えればそうなると思いますが、狐火葵のマナの実力がわかっていないので、このあとどのようにマナを応用するかが見どころですね! (^ ^)
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございました!
返信遅くなってしまい申し訳ございません。
幻影兵、応用範囲は広いと思っています。使いこなせれば色々な作戦が可能そうですよね。
人間の認識を操作できるのは、使いようによっては最強の武器になりうるような気がしています。
編集済
ふたりだけの戴冠への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
ルネはあえて「王冠」である「神の料理人」として、エティエンヌを王に推戴しようということですか。
まあ魔法に必要なマナを生み出せる人物として諸将にも認知されているから、アメールに「王はエティエンヌだ」と言われて抗し切れるとは思えませんし。
ですが、諸将は「傀儡としての王」を求めているかもしれず、その傀儡が戦闘で勝利を収めても認めるつもりはさらさらないのかもしれませんが。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ルネの「王にする」については、立場というよりは精神面の話ですね。王にふさわしい人格や自信を育んでやる……というような感じに捉えていただければ、と思います。
誤字報告についてもありがとうございます。
本エピソードはかなり急いで書いたので(近況ノートで切羽詰まりぶりを晒してしまいました……)ちょっと色々粗さが出てしまったようです。お手数かけましてすみません。
「本当には」は「本当のところは」で直しております。自分に問いかけてみたところ、どうも「本当は」よりも若干やわらげた感じがほしい場合に「本当には」が出てくるようです。今後ちょっと注意してみたいと思います。
「命を賭けて」は「命を懸けて」に修正しております。
ふたりだけの戴冠への応援コメント
自らの弱さともろさを自覚しているエティエンヌ。重要なのは、そのような感情的リスクを負いながらも、「私はこれでよい」と思える自己肯定感。
それには、アメールのように関わる姿勢が必要だ。アメールはエティエンヌの行動を評価、つまりフィードバックしている。それを知ることで、強みや成長のチャンスに繋がる。
ルネ・ブランシャールは一度、ヴィクトールに依存して失敗した。今度は、王と対等に支え合える友となれるのか?
今後の展開に注目です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
自己肯定感と成長とは、本作のひとつの軸の部分なので、着目していただけてうれしいです。
アメールことルネも、エティエンヌも、それぞれに感情面で難しさを抱えているので、今後そこがどうなっていくかをお楽しみいただければとても幸いです!
露見への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
エティエンヌには少なくとも洞察力と知恵がありますね。
知識を身につけて、他者を率いる魅力・カリスマも欲しいところですが。
軽んじられている状況ではカリスマに成り上がるのは難しい。
とくに実績がないのが元凶でしょうからね。
諸将を率いるには、戦闘で実績を積み上げていくしかない。
次回からはルネの過去話になりそうですね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございました!
そうですね、エティエンヌは地金は良いのです。
ただ現状は、それが諸要因で隠れてしまっている……そこが今後どう変化していくか、というのが本作の軸のひとつなので、今後とも見守っていただけましたらとても幸いです!
夜食の膳への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
エティエンヌはアメールの正体に勘づいたようですね。
意外と抜け目がないのか、これまでの戦いで感性や人を見る目が磨かれてきたのか。
少なくとも、他者のわずかな変化に気づけるほどにはなったよう。
ルネは認めるかどうか。まあエティエンヌと毒見役のジャックだけには知られても問題はなさそうですが。
ただ、知らせてしまうとつい諸将に漏らしかねないから、そのあたりの判断が難しいですね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございました!
エティエンヌは意外と観察力にすぐれているようです。霊山で最初に会った時、ルネの説明の矛盾を即座に看破したりしていましたし。これまではあまり表面に出てくる機会がなかったようですが、これは彼の長所のひとつではありますね。
静かなる戦いへの応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
エティエンヌが将軍貴族たちから軽んじられているとはいえ、正論が通らないようだと、のちのち命令に従わない部隊が出てくるおそれもありますよね。
そのあたりの戦果の分配における優先権をエティエンヌが主張しないといけない状況ですが。
「担ぐ神輿は軽い方がいい」と考えているでしょうから、エティエンヌに判断は求めていないのでしょう。失敗したときはエティエンヌのせいにして、成功したら自分たちの手柄を主張する。
この腐った根性を叩き直さないと、最終局面が近づくと裏切る者も出てきそうですが。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
返信遅くなりましてすみません。
コメントありがとうございました!
エティエンヌが軽んじられている状況、まさにそのあたりの心配はありますね……将軍たちとは今後の行軍も付き合っていく必要があるので、なかなか悩ましい状態ではあります。
続きも追っていただけましたら幸いです!
夢の似姿への応援コメント
五色ひいらぎ 様
先の展開や設定も気になりすぎますが、先に言わせてください。飯テロ作品ですか?
料理の描写がいちいち美味しそうで、お腹が減ってきます。特に最初の茸のガーリックソテーはずるいですね。
「お腹が減る作品は良作」とは今勝手に作った言葉ですが、その匂いがぷんぷんします。
続きも読ませていただこうと思います!
作者からの返信
返信遅くなりましてすみません。
コメントおよび本文付きレビューをありがとうございました!
そして続きもお読みいただいていて大感謝です。
飯テロはおもいっきり意図しているところですね~。美味しそうな料理を彩りに添えつつ、主役ふたりの関係性を描いていきたい……というコンセプトの話ですので、そこが図に当たっていたようでうれしいです。
続きもお楽しみいただけましたら幸いです!
森の街ベルフォレ攻略戦への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
コカトリスのマナは「恐怖に身がすくむ」力がありましたか。
それが直線上に黒く飛んでいくから「黒い稲妻」なわけですね。
すべての敵兵士、市民が硬直していたら、どんな状況が広がっているか、ですよね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
市内の状況は今日の更新分で明らかになっていますが、死者が出ないからといって、それは必ずしも無傷を意味するとは限らないのですよね……。
引き続きお読みいただければ幸いです!
コカトリスのクリーム煮《フリカッセ》への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
コカトリスで石化ではないけど硬直を引き起こすことはできるんですね。
電撃戦という意味での雷だったのかな?
守備隊を硬直させれば楽々侵入できるでしょうし、精鋭を打ち倒すのも容易くなる。
ただ、もう少し凝った戦いになるようですね。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
コカトリスが硬直を引き起こす……のは確かにそうなのですが、うまく使おうとすると色々とあるみたいです。
次回さっそく本運用となりますので、引き続きお読みいただければ幸いです!
氷雪白鳥のコンフィへの応援コメント
旧作を拝読して暫く経っているので、また新鮮な気持ちで改稿版を読んでいます。
エティエンヌさまって、こんな自信なさげだったかしらと思いつつ、年月を経ていろんな人生経験を得たルネの目を通しているからかもしれません。
随所に出るヴィクトール王との比較が強烈です。私は苦悩イケメンの味方です。
脳内アニメで楽しませていただいております。
……すみません、ちょっと暴走しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
初期状態でのエティエンヌの性格付けは、旧版と若干変わっていますね。確かに自信のない部分が強化されているように思います。
そして脳内に映像が出ない書き手としては、天柳さんの脳内アニメを覗いてみたい気持ちでいっぱいです……(笑)
よろしければ、今後もお楽しみいただければ幸いです。
面影への応援コメント
五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。
エティエンヌが回復次第、次の戦いへと向かうことになる。
場所がわかればまた必要となるマナを見出してふたりで食べることになるのかな。
「必要となるマナを見出す」という点では軍師のような立ち位置ですよね。戦い方を定める、ということですから。
料理人が主人公ですが、意外と軍師ものでもあるようですね。
続きも楽しみにしております!
ちなみに今日も睡眠導入剤を飲む前に読めました (^ ^;)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ルネの立ち位置は確かに軍師的な部分がありますね。各魔法食材の能力について詳しく知っているのは彼だけなので、魔法を使って何かしようとすると必然的に彼に作戦立案を頼らなければならない……
ルネの立場については、今回始まった3章でいろいろとある予定なので、引き続きお読みいただければ幸いです。
「ルネ・ブランシャール」への応援コメント
五色ひいらぎ様。コメント失礼致します。
まずは先日までの非礼、誠に申し訳ございませんでした。
今日はまだ睡眠導入剤を飲んでいないので、過ちはないと存じますが、引き続き拝読させていただければと存じます。
ジャックが語る「エティエンヌにとってのルネ・ブランシャール」としてアメールの名で支えていくしかない。
その決意がルネの中に生まれましたね。
一度勝負に乗り出したら、一度の敗北は即、死につながりますからね。
これはスポーツではなく戦争なのですから。
最後に、もう一度。
先日までの非礼、誠に申し訳ございませんでした。
改めて、続きも楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
昨日の件に関しては、昨日返信しました分にかぎっての話ですので、それ以前については特に何もありませんよ。
気にしていただけるのはありがたいですが、あまり過剰に気に病まれませんよう……
ルネの決意について言及いただきありがとうございます。
旧版だとこのあたりがわかりにくくて、どこでどうしてルネが覚悟を固めたのかあいまいだったので、そのあたりを再定義するために新版を始めた……というのも一つの動機としてあります。
これから戦いは辛い方向に向かっていきますが、よろしければ今後ともよろしくお願いいたします。
時は動き出すへの応援コメント
あぁ……満足感が非常に高いです。
カクヨムで見てきた中で、1番でした。
作者からの返信
諸事情でたいへんにお返事が遅くなりまして申し訳ございません。気がついたら1ヶ月近く経ってしまっておりますね……。
遅くなってしまいましたが、読了および大変光栄なお褒めの言葉、心より御礼申し上げます。
非常にご満足いただけたようで、私としても非常に嬉しいです。ありがとうございました!!
そしてようやく時間的な余裕が作れそうなので、またそちらにも伺おうと思っております。その際はまたよろしくお願いいたします。