応援コメント

王都ブリアンティス奪還戦」への応援コメント

  •  五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。

     今回は三国志の人物で、『三十六計』第一「瞞天過海」に出てくる太史慈の計略ですね。
     毎回擬態を演じて敵の注意を散漫にしてから、一気に行動に移して包囲を脱したもので。

     ルネとしては、エティエンヌをどういう王にしたいのか。
     まずはそれを固めたほうがよさそうですね。
     ヴィクトールは覇道つまり武力で国々を従えた「覇者」。
     であればエティエンヌは王道つまり信頼する力で国々を従える「王者」が合うでしょうか。
     もしエティエンヌに王道を歩ませて「王者」として国を率いるのが目的なら、戦い方は兵とは戦うが、民とは戦わない、という明確な割り切りですよね。
     民と戦わないことで、民の支持を取り付ける。
     民の力を背景とした王道を歩めるか。

     これまでの戦いでも民の犠牲を極力抑えていますから、これから王道を志向しても人々は従ってくれるでしょう。

     ルネはエティエンヌにどの道を示せるか。

     続きも楽しみにしております!

    作者からの返信

    こちらもコメントありがとうございました!
    返信遅くなってしまい申し訳ございません。

    そうですね、ヴィクトールとエティエンヌに関しては、覇者と王者の対照も意識にあります。
    覇道から見れば王道は迂遠で柔弱かもしれませんが、それはそれで別のありかたとして尊いものではないかなと。
    特定の見方で評価されなかったものが、別の見方だと活きる……という図式が個人的に好きで、しばしば描きたいものにもなります。